夫婦ケンカに疲れたら知っておきたい!ケンカを繰り返さないために見直すべき3つの領域
こんにちは!
夫のための夫婦関係改善コミュニティ
【Hi-Partnership】主宰のひなたです!
今日は、繰り返す夫婦喧嘩に疲れた時に、
問題を整理するために、見直してみるべき3つの領域をご説明します!
- 何度も勃発する夫婦喧嘩に疲れている
- 夫婦喧嘩が起こった時に、スムーズに解決させたい!
そんな方のお役に立つ記事になっています!
私たち夫婦は、長男が3歳くらいまでは、
週に3回は夫婦喧嘩を繰り返す、
つらい夫婦関係を過ごしてきました。
当時、つけていた日記を読み返すと
「今日もケンカ」
「またケンカ」
と、喧嘩した日が記してあって、
今読めば
「どんだけケンカが好きやねん!」
と突っ込みたくなるほど
しょっちゅうケンカをしていました。(笑)
今回ご紹介する「3つの領域」は
正直、夫婦関係がある程度改善されたあとに知ったのですが、
その当時の喧嘩の内容をこの「3つの領域」の視点で当時を振り返ると
「たしかになぁ!」
と感じることが多かったので、今回ご紹介します!
それでは、やっていきましょう!
■コミュニケーションの領域
まずはコミュニケーションの領域で問題が起こっているケースです。
コミュニケーションの意味を調べると
とあります。
つまり
自分の気持ちや意思を相手に伝える事
がコミュニケーションなのです。
私はあまり家で自分の話をしない質なので
妻からよく
「会話がなくて、家の中が暗い!」
と言われていました(^_^;)
妻は、「口から生まれてきたのか!?」と本気で思うくらいよく喋るのですが、
そこに甘えて、私は自らコミュニケーションを取ることを放棄していました。
しかし、私はなんて身勝手なんでしょう。
夫婦喧嘩になると、
「妻は全然俺の気持ちを理解しようとしない」
とか思ってしまうのです。
そもそも、
日頃からコミュニケーションが足りていない(自分の気持ちを伝えていない)
ので、理解してもらえるはずがないのです。
日頃から、
今、自分がどういう気持ちなのか、ということを伝える事をしていないと、
奥さんはこちらの気持ちを理解しようがないのです。
なので夫婦喧嘩に疲れた時に
「なんでこっちの気持ちを分かってくれないんだろう」
と感じているのあれば、まずは自分の気持ちを伝えるところから始めましょう。
これは奥さん側にも言える話です。
私の妻はよく喋るので、言いたいことをバンバンぶつけてきますが(笑)、
世の奥様は結構我慢していることのほうが多いようです。
よほど、できる夫でなければ
「察して」は
通用しないと思ったほうが良いでしょう。
自分の気持ちや意思を夫に伝えると
「そうだったの?だったら早く言ってよ」
ということも良くあります。
ただ、気持ちを伝える時に注意したいのは
「感情的ならない」
事です!
気持ちを伝える時に感情的になってしまうと、
相手も表面上のあなたの感情に惑わされ、本当の気持ちが伝わらなくなります。
詳しくはこの後の「感情の領域」でお話しします。
まずはコミュニケーションをとって、
自分の気持ちを伝えるところから、
始めてみましょう!
■価値観の領域
私、結婚する前は
「なんて価値観のあう女性なんだろう!」
と思っていましたが、
結婚してからは
「どうしてこんなに価値観が違うんだろう!」
と驚きました(笑)
それくらい恋は盲目なのですね。
さて、価値観とは
「生きていくうえでのモノの考え方や判断基準」
ですね。
価値観とは様々な範囲がありますので、
洗濯物のたたみ方から、義両親への対応まで、
日常の色々なところで、考え方に違いが出てきます。
「なんでそうなの?」
「ふつーこうでしょ?」
そこから喧嘩に発展することもよくありますよね。
実は「価値観の違い」による喧嘩は、
考え方次第ですぐに無くせます!
まずは前提として
価値観は
- 「違って当たり前」からスタートする
- ずっと同じとは限らない
ということを覚えておきましょう。
夫婦は、生まれも育ちも違うアカの「他人」。
価値観は違って当たり前なのです。
恋愛期に価値観が一緒に思えたのは、
脳が「価値観が一緒」の部分しか探していなかったから。
知り合ってからお互いの事をだんだん知っていく中で、
少しでも価値観が合致する部分があると
「あれ?もしかすると価値観が一緒かも」
と思うと、脳はそこから
「価値観が一緒」の部分しか探さなくなります。
もともと人間の脳は、
自分が見たいと思ったものしか見えなくなる性質があるのです。
例えば、ある時から「あの車が欲しい」と思ったとします。
そうすると街中でやたらその車が目に入るようになり、「あの車に乗っている人が増えている」と感じる事があります。
これは、その車に乗っている人が増えたのではなく、
あなたがその車を意識し始めたので、増えたように感じるのです。
逆に結婚して日常生活をともにすると
「あれ?価値観が違うかも」
と思う部分が出てくると、
そこから
「価値観が違う」部分ばかりが
目につくようになります。
つまり、相手は何も変わっていないのに、
自分の感じ方が変わって
「価値観が違う」と
感じているだけなのです。
また、生きていると価値観は変わります。
相手も自分も、様々な経験を経て人間的に成長・成熟すれば価値観も変わるのです。
つまり、今現在「価値観が違う」事に固執しても、
その価値観の違いは永遠ではなく、いつかはお互いに変わるものなので、
今の「価値観の違い」に固執しても意味がないのです。
なので私はこう考えるようにしています。
価値観は、
✖ 合わせる
のではなく
◎ 広げる
意識が大切なのです。
自分の今の価値観は別に変えなくても良いのです。
ただ、そこに相手の新しい価値観を足していって、
自分の価値観をどんどん広げていけば、
もっと人間の器も広げられて
人生が豊かになると思いませんか?
でもどうしても折り合いがつかない時ってありますよね?
そんな時は、私はいったん
「戦略的に」
価値観を相手に合わせます。
我慢とかではなく、
あくまで「戦略的に」です。
そして自分の価値観が広げられそうか試してみるのです。
そうすると、だいたいは
「全然こっちでも良いな」
という結論にいたります(笑)
■感情の領域
やはり夫婦喧嘩の1番の問題は
「感情」
ですよね。
上の2つ
- コミュニケーション
- 価値観
のズレが最終的に
「感情」
となってぶつかり合うわけです。
喧嘩の時の主な感情は
「怒り」
だと思います。
この「怒り」の性質を知っておくと、
喧嘩モードから少し落ち着くことができます。
「怒り」とは2次感情と言われています。
つまり、怒りの奥には、必ず
- 「つらい」
- 「不安」
- 「疲れた」
- 「悲しい」
- 「惨め」
などの1次感情があるのです。
その弱い感情を自分では抱えきれず、
自分の心を守るために、「怒り」に変換して表に出しているのです。
つまり「怒り」とは自分を守るための生存本能
と言えますね。
これは相手も、あなたも一緒です。
お互いに「怒り」で喧嘩でヒートアップしている時には
この「弱い」1次感情にスポットを当ててみましょう。
- 今目の前で怒っている相手の、弱い感情はなんだろう
- 自分のこの怒りの奥にある、弱い感情は何なんだろう
- 今、相手も俺も、自分の心を守ることに精一杯なんだな
そう考えることができれば、
相手にも、自分にも、もっと寄り添えて、
建設的な対話
ができるのではないでしょうか。
■相手は変わらない
最後にはベースになる大切な考え方を。
私のコンテンツではすでにお決まり文句ですが
この事を忘れてはいけません。
夫婦喧嘩とはお互いの「正しさ」のぶつけ合い。
ようは自分の「正しさ」で相手を変えようとしているわけです。
でもそれは、決して達成されることはないのです。
なぜなら
「正しさは1つではない」
からです。
一時的に我慢して折り合いをつけても、必ずまた再燃します。
なので、夫婦喧嘩に疲れたら、本記事で紹介した3つの領域を見直しながら、
「正しさ」
ではなく
「優しさ」
で相手に接することができる自分に
あなたが変わりましょう!
あなたが変わってしまうことが、
つらい夫婦喧嘩を繰り返さないことに
直結しますし、一番早いのです!
もし、夫婦関係に疲れたら、本記事の3つの領域を見直してみてくださいね!
それでは、最幸の夫婦関係を〜!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ひなた