夫婦関係を改善させたい夫が持つべき!たった1つの考え方
こんにちは!
夫が成長して夫婦関係を改善させるコミュニティ【Hi-Partnership】主宰のひなたです。
今回の記事は、
今現在
- 「夫婦関係が苦しい」
- 「喧嘩ばかりで辛い」
- 「奥様からの暴言が精神的虐待に感じる」
そう悩んでいる夫に知っておいていただきたい、たった1つの考え方をお伝えします。
夫婦関係改善のための1番土台になる考え方ですので、この記事を読むことで夫婦関係の改善させるための最初の一歩を踏み出すことができます。
先に結論をお伝えします!
夫婦関係を改善させる時に持つべきたった一つの考え方は
「他人と過去は変えられない 自分と未来は変えられる」エリック・バーン/精神科医(カナダ)
人が生きていく上で、普遍的な原理原則となります。
この考え方が夫婦関係においても、もっとも土台となる考え方になります。
では、たとえば、奥さんに対して
「傷つくような暴言を止めてほしい」
と思っている男性がどのように考えるべきか解説していきます。
■変えられないもの①【他人】
まず、忘れてはいけないのは
夫婦とは「他人」ということです。
血の繋がりも無く、別々の環境で育ってきた「他人」ということを、いつも前提においておきましょう。
では、なぜ他人を変えることはできないのか、解説します!
人は、考えや感情によって行動や発言を行っています。
そして、自分に考えや感情があるように、
相手にも考えや感情があります。
その考えや感情はどこから作られているのか。
そう、本人の心(脳)の中ですね!
そして考えや感情は本人の
- ものの見方、受け取り方
- 観念(信じていること、思い込み)
によって生み出されています。
ですので、人が変わる(行動や発言が変わる)というのは、
- ものの見方、受け取り方
- 観念
を本人が自分の中から変えるということです。
本人の中の「脳」の問題なので他人がコントロールできません。
「そういう言い方はやめてくれよ!」
と奥さんに言っても、
おくさんが自分からものの見方や観念を変えない限り、絶対に変わらないのです。
※「やめてくれ」と言っても相手が変わらないのにも脳科学的にも理由があります。後ほど別記事で紹介します。
■変えられないもの②【過去】
過去とは過ぎ去った時間の中にある出来事です。
「妻から怒られた」
「妻に腹を立つことを言われた」
という過ぎ去った時間の中にある出来事は変えられないですよね。
変えられない過去にいつまでもくよくよしたり、腹を立てても仕方ないのです。
では、その過去とやらはいったいどこにあるのでしょうか。
写真や動画で可視化できる場合もありますが、たいていは頭の中の記憶、つまり「妄想」であると言えます。
過去は妄想。
そんなふうに考えれば、過去にとらわれることなく生きられるのではないでしょうか。
もう一つお伝えしたいこと大切なこと。
「過去は変えられない」とお伝えしましたが、
「過去に対する捉え方」は変えることができます!
過去に対する自分のネガティブな感情は全て「妄想」です。
「あの時腹が立って許せなかった」
「涙が出るほど悲しかった」
そんな感情も、もはやあなたの頭の中の妄想なのです。
- その出来事から何を学べたか
- もっと良くするために何をしたら良いか
そんなふうに過去を捉えると、どんなに嫌だった過去も、人生の糧となります。
■変えられるもの①【自分】
自分を変えるとはどういうことでしょうか。
経営の神様 稲盛和夫さんはこのように言っています。
つまり後天的である【哲学】を変えれば、人格が変わると話されています。
哲学と聞くと難しく感じますが、
要は人生観と捉えればOKです!
私は哲学とは、
- ものの見方、考え方
- 行動習慣
と定義しています。
つまり、どんなものの見方や考え方をして、どんな行動習慣をしているかで、
その人の【哲学】が形成されていると考えます。
つまり自分を変えるとは
- ものの見方、考え方
- 行動習慣
を変えればよいのです!
ものの見方、考え方の中には、「他人」のパートでお伝えした【観念】も含まれます。
たとえば、
「奥さんの暴言に傷ついた」
自分を
「奥さんの暴言に傷つかない」
自分に変えることも
「自分を変える」ということです。
そのためには、まず自分を知って理解して受け入れる作業が必要なのですが、それはまた別の記事で・・・
自分をコントロールできるのは、自分自身だけなのです。
自分の人格が変われば、行動や発言も変わってきます!
私の講座では自分を変えるプロセスを詳しくお伝えしております。
■変えられるもの②【未来】
未来とは、『今』の積み重ねでしかありません。
自分が少しでも変わることによって、奥さんの反応が少しづつ変わっていきます。
その『少しの変化』が積み重なっていく事が、『未来が変わる』という事になります。
この『少しずつ変化する』という感覚が大切です。
なぜなら、人はなかなかいきなり大きくは変化できないからです。
夫婦関係とは「日常」です。
変わろうと思っても、また同じ思考に陥ってしまう。という事も良くあります。
自分がブレた時は、また戻ってこれる思考の指標を持つことが大切です。
そして少しずつ変化するその先には、今とは別世界の新しい日常が待っています。
何事もコツコツ積み重ねることが大切ですね。
■まとめ
今回は夫婦関係を改善させる時に持っておくべき、たった1つの大切な考え方をお伝えしました。
「他人と過去は変えられない。未来と自分は変えられる」
コントロールできるのは自分自身のみ、未来は自分が変わることで変わっていくものだという事を良く認識して、日々の関係改善に取り組んでいきましょう!