フェアに夫婦喧嘩をするためのコツ
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
口を開けば、すぐに夫婦喧嘩になり毎日が辛い。
子どもの前でも感情的な喧嘩をしてしまう。
そんなお悩みがある方が、今回の記事を読むことで、
これまでの辛い夫婦喧嘩を
夫婦のコミュニケーションを深めるための機会
に昇華させる事ができます!
今回は【夫と妻であり続けるための心理学】という本からの内容をヒントに
【夫婦喧嘩】
について考察していきましょう!
目次
1. 夫婦喧嘩の意義 – なぜ喧嘩は必要なのか
夫婦喧嘩というと、ネガティブなイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、適切に行われる夫婦喧嘩は、むしろ関係性を深める重要な機会となり得るのです。
喧嘩の最中、私たちは普段言えない本音を吐露することがあります。
自分の内なる思いに気づいたり、パートナーの隠れた弱い感情を知ることができたりするのです。
心理学的に見ても、
怒りの感情の下には必ず弱い感情が隠れている
とされています。
重要なのは、喧嘩をしないことではなく、
喧嘩の終わり方
を意識することです。
お互いの本心を言い合い、聞き合えた後に、
「お互いへの理解が深まった」
という状態になっていれば、
その喧嘩は
関係性を進化させる良い機会となった
と言えるでしょう。
一方で、一時的に喧嘩を終わらせるために表面的に謝罪して、
相手の言い分を受け入れたフリをすることは根本的な問題解決にはなりません。
むしろ、同じ問題を繰り返し、喧嘩をするたびに関係性は悪化をしていくのです。
実際、私も夫婦関係がどん底だった時には週3回は夫婦喧嘩をしていました。
その時の夫婦喧嘩は明らかに後者の喧嘩になっていて、
どんどん関係性は悪化していったのです。
正直、今でも夫婦喧嘩をすることはあります。
しかし、今は明らかに以前の夫婦喧嘩とは質が変わってきているのです!
2. 自分の感情に責任を持つ – 怒りの本質を理解する
フェアな夫婦喧嘩をするための重要なポイントの一つは、
「自分の感情に責任を持つ」
ことです。
多くの場合、私たちは
「相手のせいで怒っている」
「相手に嫌な気持ちをさせられている」
と考えがちです。
しかし、実際には
自分の中で生まれた感情は、あくまでも自分自身が生み出しているモノ
なのです。
同じ状況でも、別の人は怒らないかもしれません。
つまり、怒りやネガティブな感情は、
相手の言動によって自動的に生まれるものではなく、
相手の態度を見て自分が生み出している感情なのです。
この認識は非常に重要です。
なぜなら、相手を「自分を嫌な気持ちにさせる嫌な奴」と見なしてしまうと、
喧嘩はエスカレートし、良い方向に向かうことは難しくなるからです。
自分の感情に責任を持つことで、相手が本当は何を言いたいのか、相手の気持ちをより冷静に聞く事ができて、
建設的な対話を行うことができるようになります。
3. 変えるべきは相手ではなく自分 – 自己変革の重要性
夫婦喧嘩の多くは、相手に何かを直してもらいたい、変わってほしいという思いから始まります。
しかし、他人を変えることは非常に難しく、むしろ不可能に近いものです。
人が本当の意味で変わるのは、外からの圧力ではなく、内面からの気づきによってです。
「このままではダメだ」
「変わらなきゃ」
と自覚したときこそ、人は変われるのです。
したがって、喧嘩の最中に相手を責め、変化を要求するのは建設的ではありません。
なぜなら、相手も「自分が正しい」と思っていて、自分を変える気がないからです。
代わりに、自分自身を変えるとしたら?という視点を持つことを心がけることが大切です。
もちろん、自分の感情や希望を伝えることはとても大切です。
でも、それはあくまで感情的にならずに、
言葉による健全なコミュニケーションの1つ
として伝えましょう。
そして、最終的に変わるのは自分自身だという認識を持つことが、フェアな夫婦喧嘩をするための重要なコツなのです。
あなたが変わる姿を見て、奥さんも「自分も変わらなきゃ」という気づきが生まれるのです。
4. 正直であること、そしてフェアであること – バランスの取れたコミュニケーション
夫婦関係において、正直なコミュニケーションは不可欠です。
自分の気持ちや考えを正直に伝えないと、
真の意味での深いコミュニケーションは成立しません。
普段なかなか本音が言えない状況にあっても、喧嘩のタイミングで言えることもあると思います。
しかし、同時にフェアであることも重要です。
つまり、
自分の気持ちを正直に伝えると同時に、相手の話もしっかりと聞く姿勢を持つこと
が大切なのです。
また、議論の際に「自分は正しく、相手は間違っている」という態度を取らないことも重要です。
物事には多くの側面があり、一方の視点からは正しくても、別の視点からは正しくないこともあります。
人の数だけ「正しさ」があるのです。
時には、納得できていないことであっても一時的に同意したり、妥協したりすることも必要かもしれません。
ただし、これは単なる「分かったふり」とは異なります。
自分の気持ちは正直に伝えた上で、相手の立場も理解しようと努める姿勢が大切
なのです。
5. 建設的な喧嘩のための具体的なヒント
フェアな夫婦喧嘩を実践するために、以下のようなヒントを意識してみましょう:
- 現在話し合っている問題だけに焦点を当てる。過去の問題や関係ない話題を持ち出さない。
- 相手を侮辱するような言葉(「バカ」など)は絶対に使わない。
- 一方的にお説教をしない。
- 相手が感じていることを内省する時間を与える。
- 憶測で物を言わない。相手が実際に言ったことだけに反応し、自分の想像や推測には反応しない。
- 相手がきつい言葉を使っているときこそ、その奥にある弱い感情を理解しようと努める。
これらのポイントを意識することで、より建設的で有意義な夫婦喧嘩ができるようになります!
まとめ
夫婦関係は常に進化し続けるもの
だということを忘れないでください。
お互いを理解し、尊重し合いながら、少しずつより良い関係を築いていくことが大切です。
フェアな夫婦喧嘩は、そのプロセスにおける重要なツールの一つなのです。
夫婦関係に完璧はありません。
しかし、お互いを思いやり、正直かつフェアなコミュニケーションを心がけることで、
より強く、より深い絆を築くことができるのです。
日々の小さな努力の積み重ねが、長期的には大きな変化をもたらします。
あなたとパートナーの夫婦喧嘩が、この記事を読んだことをきっかけに、さらに良い方向に進化していくきっかけとなることを願っています!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!