なぜ仏教思想が夫婦関係の改善に役に立つのか①【そもそも仏教とは?】
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
【シン・イクメン】のコンセプトは
イクメン×仏教思想=夫婦関係改善
です!
今回からシリーズで、
なぜ仏教思想が夫婦関係改善に役に立つのか
という事をお伝えしていこうと思います!
みなさん、「仏教」って聞くとどんなイメージを持ちますか?
難しそう、自分には関係ない、なんだか堅苦しい…
そんな風に思う人も多いんじゃないでしょうか。
実は私も最初はそうでした。
私は特に出家した仏教徒でもないし、お寺で修行したこともありません。
でも、人生の中で夫婦関係に悩んでいたときに、ふとしたきっかけで仏教の考え方に触れたんです。
そうしたら、これが意外とためになる!
私の経験とすごく重なる部分があって、
「もしかして、仏教って現代を生きる私たちの助けになるかも?」と思うようになりました。
そして
「仏教の教えって、そのまま夫婦関係の改善に役に立つじゃん!」
と確信を得ました!
まず今回の記事では、
そもそも仏教ってどんなものなの?
という事をなるべく端的に、分かりやすくお伝えできたらと思っています!
シン・イクメンの詳細はこちらの記事をお読みください!
目次
仏教のルーツ:お釈迦様ってどんな人?
お釈迦様の波乱万丈な人生
仏教を始めたのは、みんながよく知っている
お釈迦様
です。
余談ですが・・・ブッダという呼び名もよく聞くと思いますが、
ブッダとは【悟った人】という意味です。
つまり、釈迦とは個人の名前、ブッダとはサラリーマンとか起業家とか専業主婦などといった総称な感じで、
個人をさす呼び名ではないのですね。
お釈迦様の人生がすごくドラマチックだってご存知でしたか?
なんと、お釈迦様は約2500年前のお金持ちの王子様だったんです。
29歳までは超セレブな暮らしをしていたんですね。
でも、ある日「人生って実は苦しいものなんじゃない?」って気づいちゃったんです。
そこから、その謎を解くために家族を置いて旅に出てしまうんです。
今で言えば、全財産を捨てて自分探しの旅に出るみたいな感じでしょうか。
悟りへの道のり
お釈迦様は6年間、かなりハードな修行をします。
断食したり、滝に打たれたり…今で言えば極限の肉体改造みたいなものですね。
でも、それでも心の中のモヤモヤは晴れませんでした。
そこで、「やっぱりこれじゃダメだ」と気づいたお釈迦様。
修行をいったんやめて、大きな木の下でじっくり瞑想することにしたんです。
そしたら、なんと7日間で人生の謎を解いちゃったんです!
- なぜ人生は苦しいのか
- その苦しみの原因は何なのか
- その苦しみが無くなるとどうなるのか
- 苦しみを無くす方法があるのか
これらの謎を解き明かし、自分の中から【一切の苦しみ】が無くなった状態。
これが
「悟り」
と呼ばれるものです。
仏教の本質:難しそうで実は身近?
仏教の目指すところ
仏教の目標って、実はシンプルなんです。
「人生の苦しみの原因を見つけて、それをなくすこと」
これって、私たちが日々悩んでいることと同じじゃないですか?
例えば、
「どうして人間関係がうまくいかないんだろう」とか
「なぜいつも不安なんだろう」とか。
仏教は、そういった悩みの根本原因を探って、解決策を見つける方法を教えてくれるんです。
他の宗教との違い
キリスト教やイスラム教のように、絶対的な神様がいて、
その神様が世界を作ったという考え方は仏教にはありません。
他の宗教のように神様にすがり、神様頼みをして救われるのではなく、
むしろ自分ととことん向き合って「今、この瞬間を自分がどう生きていくか」ということに焦点を当てているんです。
だから、哲学や生き方のガイドみたいな感じなので、
私は仏教を
より良い人生を生きるための学問
と捉えています!
仏教の進化:時代とともに変わる教え
初期の仏教:ちょっと難しかった?
最初のころの仏教(お釈迦様直伝の教え)は、正直言ってちょっと難しかったみたいです。
哲学的で深い内容だったので、一般の人にはちょっとハードルが高かったんですね。
お釈迦様の教えをそのまま大切にしている初期仏教を「上座部仏教」と言います。
大衆向けにアレンジ:大乗仏教の誕生
そこで、お釈迦様が亡くなってから600年くらい経って、もっと多くの人に仏教を広めようという動きが出てきました。
これが「大乗仏教」です。
日本でもいろんな宗派が生まれて、阿弥陀様とか観音様とか、私たちになじみ深い仏さまが登場してきました。
でも面白いのは、こういった仏さまはもともとのお釈迦様の教えにはなかったんです。
日本人が考え出したアレンジみたいなものなんですね。
日本人はこちらの「大乗仏教」のほうがなじみがあり、イメージされやすいかもしれません。
阿弥陀や観音様は架空の存在なので、ファンタジー要素が強くなります。
それが宗教っぽさを醸し出しているような気がします。
私は、
実在したお釈迦様が自身の苦しみと向き合い説かれた
初期仏教
に感銘を受けて、その考え方を活用させていただいています!
現代に生きる私たちと仏教:意外な関係性
苦しみとの向き合い方
仏教の考え方で面白いのは、「人生は苦しいのが当たり前」っていう見方です。
これって悲観的に聞こえるかもしれませんが、実は結構役立つのです!
例えば、何か嫌なことがあったときに「なんで私だけこんな目に…」って思いがちですよね。
でも仏教的に言えば、それって人生の普通の状態なんです。
夫婦関係も同じ。
冷めるのも、関係が悪化するのも、二人の相性が悪いからではなく、
当たり前
なのです!
この考え方を知っているだけで、ちょっと気が楽になりませんか?
悩みの解決法を探る
仏教では、苦しみの原因をじっくり考えることを大切にします。
なぜ自分はこんなに悩んでいるのか、その根本は何なのか。
そして、どうすればその悩みから抜け出せるのか。
最終的な目標は「悟り」(完全に悩みがなくなった状態)ですが、正直それは超人的な域。
でも、仏教の考え方を知ることで、日常生活でのストレス対処法が見つかるかもしれません。
私の経験:夫婦関係と仏教の意外な共通点
私は夫婦関係でかなり悩んだ時期があったんです。
かなり苦しい時期を過ごしました。
その苦しみから解放されるために、自分と向き合ってきました。
その時に仏教の考え方を知って、「あれ?これ、私がやってきたことと似てる!」って気づいたんです。
夫婦関係の悩みの根本原因を探っていくと、その要因は自分の中にあることに気がつくのです。
これって、まさに仏教的なアプローチだったんですね。
おわりに:仏教、意外と使える?
仏教って、実は私たちの日常生活にすごく役立つヒントがつまっているんです。
宗教というよりは、人生の善い生き方の指南書みたいな感じ。
もちろん、仏教の教えをすべて理解するのは簡単じゃないし、私もまだまだちょこっとかじった程度です。
まだまだ煩悩だらけで、悟りの境地には到底至れません・・・。
でも、その考え方を知っておくと、人生の様々な場面で新しい視点が得られると確信しています!
私自身、仏教の考え方を学んで、人生がちょっと楽になった気がします。
なぜなら、苦しい時にその
【苦しみの原因】
が分かるのですから!
次回からは具体的に仏教の教えがどのように夫婦関係の改善に役に立つのかを解説していきます!
お楽しみにしてください!
今日もあなたの夫婦関係が最高なものになるように、応援しています!