夫婦関係の改善が、少子化の改善に繋がる2つの理由
こんにちは!
夫のための夫婦関係改善コミュニティ
【Hi-Partnership】主宰のひなたです!
少子高齢化という社会課題が出てきてから30年以上。
昨今、岸田首相が【異次元の少子化対策】を打ち出すことが発表され、
ようやく政府も「少子化対策」に本腰を入れる気配が出ています。
政府が打ち出すのは
主に「経済的支援」となります。
私は、政府等の仕組みによる改善はもちろん必要だと思いますが、
一方で私達個人ができる対策もあると考えています。
それが
「夫婦円満であること」
です。
なぜ、夫婦円満であることが「少子化対策」につながるのか、その理由を2つ解説します。
日本の未来のためにも、まずは自分たちの夫婦関係を見直しませんか?
それでは、やっていきましょう!
■内閣府の発表からも明らかに
内閣府より
「少子化の原因とその背景にある要因」
が発表されています。
これよると、少子化の原因は主に
- 晩婚化の進展
- 未婚化の進展
- 夫婦の出生力の低下
となっています。
そのうち
「夫婦関係の改善」によりアプローチできるのは
- 未婚化の進展
- 夫婦の出生力の低下
と考えます。
■理由1 夫婦円満で未婚化の進展を解消!?
若者の「未婚化」が少子化の原因の1つとなっています。
結婚しない人が多いがゆえに子供が生まれないということですね。
日本は現在、3組に1組が離婚すると言われています。
これは時間に換算すると
2分に1組
が離婚している計算になるそうです。
実際に離婚しなくても、
夫婦仲がうまくいっていない家庭は
もっと多いと想定されます。
両親の離婚を経験した子供は、
そうでない子供より結婚に対する動機づけが弱く、結婚に対する強い懸念を持つことが、研究の結果でも明らかにされています。
また、両親が離婚しなくとも不仲の場合は結婚に対するネガティブなイメージを持つ子供が多くなります。
内閣府が発表する
「未婚化の進展の要因」にランクインしている
- 自由や気楽さを失いたくない
- 必要性を感じない
- 趣味や娯楽を楽しみたい
- 異性とうまく付き合えない
とあげた人々は、総じて
「結婚へのネガティブなイメージ」
を持っていること考えられます。
この
日本の離婚率
と
結婚へのネガティブなイメージ
は、決して無関係ではない、
と私は考えるのです。
つまり、
両親が活き活きとして、夫婦円満で幸せな関係を築けていれば、
お互いやりたいことを尊重しながら、
協力し合って充実した人生を送っている様子を子供に見せられれば、
子供の「結婚」へのイメージは変わってくると思うのです。
- 結婚したほうが幸せにれるんだ
- 夫婦になるって素晴らしいんだ
子供がそう思えて、
結婚に対するイメージが変わると、
未婚化は少しずつ改善されてくると思います。
また、子供は「パートナーシップ」も基本的には両親の夫婦関係から学びます。
学校では教えてくれません。
両親の夫婦関係が良好であれば
「良いパートナーシップ」が学べると思うので、(逆に仲が悪い場合は反面教師になることもありますがw)
・異性とうまく付き合えない
という未婚化の要因も解消されるのでは、
と考えます。
■理由2 夫婦の出生力は一人目の産後で決まる!?
内閣府が発表する少子化の原因の1つ
【夫婦の出生力の低下】
に夫婦関係がどのようにアプローチできるのか考えていきます。
出生力とは
・人口において子孫が生み出される頻度や傾向を数量的に水準として表したもの
・出生力は、性行動のほかにも栄養、文化、経済力、ライフスタイルなど 様々な要因に左右される。
Wikipedia
とされています。
内閣府から発表されている
【夫婦の出生力の低下】の要因は
- 育児、教育コストの負担増
- 仕事、子育ての両立の負担感
- 夫の育児の不参加
- 妻の精神的、身体的負担の増大
- 老後の子ども依存の低下
- 出産・子育ての機会費用の増大
このうち
- 仕事、子育ての両立の負担感
- 夫の育児の不参加
- 妻の精神的、身体的負担の増大
は夫が成長して夫婦円満になることで、改善できることだと思いませんか?
私は、特に
「1人目の産後」
の夫婦の関係性が重要な鍵を握っていると思っています。
夫婦の関係が大きく変わり崩れることが多いポイントは
「1人目の産後」
ですね。
私自身もそうでしたが、1人目産後に夫婦の関係を大きく崩してしまうと、
なかなか「2人目を作ろう」という雰囲気にはならないのです。
私の家庭の場合、長男と次男の間は7歳離れています。
この7年の間に夫婦不仲の時期がありました。
そして関係が少しずつ改善されてきて2人目を考え始めた時、
もう妻は40歳になっていました。
自然に妊娠できる希望は少ないと判断し、不妊治療に踏み込みました。
そして、体外受精まで進みましたが、
「もうこれでだめだったら不妊治療は終了しよう」と決めた最後の最後で、ありがたいことに次男を授かることができました。
そして妻は43歳で次男を出産してくれました。
もし夫婦仲が改善されていなかったら、
もし改善できたのがあと1年遅れていたら、
次男とは出会えることが無かったのです。
つまり人口も増えていなかったのです。
この自身の体験から
【夫婦関係の良し悪しは、人口にも直結する】
と考えるようになりました。
内閣府が上げている
- 仕事、子育ての両立の負担感
- 夫の育児の不参加
- 妻の精神的、身体的負担の増大
は特に
【産後の奥さん】
のダメージが増えるポイントです。
この「1人目の産後」で
いかに上記のポイントで奥さんのダメージを無くせるかが、
夫婦の関係も左右して
2人目以降の子作りにも大きく影響を及ぼします。
■自分たちが出来ることから始めよう
いかがでしたでしょうか。
今回は夫婦関係の改善が、少子化を改善させるというお話をしました。
影響の輪、関心の輪
という考え方があります。
影響の輪にあるのは
「自分がコントロールできるもの」
関心の輪にあるのは
「関心はあるけど自分ではコントロールできないもの」
政府が「異次元の少子化対策」として銘打っている経済的支援はもちろん必要。
ですが、これは私達個人ではどうしようも出来ない「関心の輪」にあるのです。
でも、自分たちの「夫婦関係の改善」は、自分でコントロールできる「影響の輪」にあります。
政府の対策にも期待しつつ、
まずは
「自分の夫婦関係をもっと良くして、子供にその姿を見せる」
ことから始めませんか?
私たちが良い夫婦関係でいることが、
子供にとっても最高の財産になると確信しています!
それでは、最幸の夫婦関係を〜!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ひなた