夫婦関係を悪化させる【パターン】を壊せ!
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
- 週に何回も夫婦喧嘩が起こって辛い。
- 毎回、何故か同じパターンで喧嘩になってしまう。
- 妻にいつも同じような指摘をされて、同じように言い返してしまう。
そんなお悩みはありませんか?
今のあなたの夫婦関係は【パターン】によって成り立っていると言っても過言ではありません。
今回の記事では、夫婦関係を悪化する【パターン】に気づき、壊していくことで
夫婦関係の未来に変化を起こしていくヒントがお届けできればと思います!
夫婦関係における二つの重要なパターン
私たちの夫婦関係において、関係性を悪化させる要因となるパターンには大きく分けて二つの種類が存在します。
- あなた個人の内面に存在する思考のパターン
- パートナーとの関係性の中で繰り返される行動のパターン
大切なのは、まずパターンに気づく事です。
これらのパターンに気づく事で、はじめて修正をすることができます!
この記事を読んでいただいているということは、もうすでにあなたと夫婦関係のパターンを
意識できているのではと思います!
それでは、まず『自分の思考パターン』から見ていきましょう!
自分の思考パターンを見つめる
仏教には「因果」という重要な考え方があります。
これは、
全ての物事や事象には必ず原因があり、その原因に応じた結果が生じる
という法則を説くものです。
この考え方は、私たちの思考パターンにも当てはまります。
現在の私たちの思考や行動パターンは、決して偶然に形成されたものではなく、必ず何らかの原因や背景があるのです。
特に、私たちの思考パターンの多くは、
幼少期からの親との関係性
に深く根ざしています。
親から受けた言葉、教え、そして満たされなかった思いなどが
現在の思考パターンを形作る「因」となっているのです。
この因果の連鎖を理解することは、自身のパターンを変革する第一歩となります。
個人の思考パターンの認識と改善
私の事例を共有させていただきます。
私の妻はやたらと私をこき使います(笑)
明らかに自分の方が近い場所に居たり、自分がやったほうが早そうなのに、
私が何をしていようがお構いなしに
『あれとって』『これやって』
と私に依頼をしてきます。
私は妻から何か些細な依頼を受けた際、「そんなくらい自分でやってよ」と必ず考えてしまう傾向があり、
気持ちよく受ける事ができませんでした。
この反応の背景を因果の観点から掘り下げてみると、私自身が子供の頃から親に
「自分のことは自分でやりなさい」
と常々厳しく言われていたことが「因」となり、現在の思考パターンという「果」が生まれていたことが分かりました。
その結果、私の中には
「自分の事は自分でやるべき」
という信念が強く根ざしているのです。
また、そのことに気づいたとき、幼少期の自分の欲求をさらに見つめていきました。
すると「自分の事は自分でやらなきゃ」と思っていたその一方で、
「もっと親に甘えたい」という願望があったことにも気がつきました。
つまり私の根底には
「もっと人に甘えたい。いろいろやってもらいたい。」
「けど、自分の事は自分でやらねばならない」
という思考パターンが強く根付いているのです。
なので、私の押し殺している本当の欲求である《人に甘える》ということを、
妻が私にやってくると
腹が立ってしまうのです^_^;
この気づきは、自分の固定観念を柔軟に捉え直すきっかけとなりました。
因果の理解は、単に過去を振り返るだけでなく、新しい「因」を蒔くことで、より健全な「果」を生み出せることを教えてくれます。
「自分でやるに越したことはないが、時には人に頼ることも大切だ」と徐々に思考パターンを変化させて、
妻の依頼に気持ちよく応えることを意識できるようになりました!(100%ではないですが・・・)
パートナーとの関係性パターンの変革
夫婦の関係性の中で形成されるパターンも、この因果の法則に従っています。
私たち夫婦の場合、結果として同じような言い争いに発展してしまうことがありました。
この負のパターンも、お互いの行動や反応が「因」となって、望ましくない「果」を生み出していたのです。
夫婦によっていろいろなパターンがあると思います。
お互いに『変化』を求めてぶつかり合ってしまう【パターン】があったり
どちらかが一方的に不満をぶつけて、どちらかは受け入れて我慢をする【パターン】など。
夫婦関係がうまくいかないのは、
うまくいかないパターンを繰り返しているから
なのです。
私たち夫婦はお互いを『変えよう』とするパターンに陥ってしまうことが多かったように思います。
まず私の言動に対して、妻が厳しく指摘をしてきます。これは私に『変化』を求めていました。
しかし、その言動に悪気がないため妻の指摘を受け入れられない私は、
「言い方ってもんがあるでしょ!?
それにそんなに俺の事を責めてくるんだったら、そっちだってこういうところを直してくれよ!」
と逆に私も妻に『変化』を求めていたのです。
このパターンを改善するため、
私は新しい「因」を意識的に作り出すことにしました。
具体的には、
妻に『変化』を求めたくなったら、そこで話を終わらせてしまう
ということをやっています。
妻から何か指摘をされた後、いつものパターンで言い返してしまい、妻に変化を求めるような事を言いかけた時に
「わかったよ。気を付けるから、もうこの話は終わりにしよう。」
とバサッと終わらせてしまいます。
それにより、その後に喧嘩になることが少なくなりました。
また、感情的になりそうな場面では、一時的に場を離れることも実践しています。
パターンとその因果に気づく方法
因果の理解は、未来への希望も与えてくれます。
なぜなら、新しい「因」を蒔くことで、必ず新しい「果」が生まれることを教えてくれるからです。
私の体験から言えることは、夫婦関係を改善するためには、
自分自身の思考パターンとパートナーとの関係性パターン
この両方に意識的に取り組む必要があるということです。
私の場合、まず
自分の反応パターンを日記につける
ことから始めました。
具体的には、妻とのやり取りで感情的になった場面を記録し、その時の自分の思考や感情を書き出しました。
これは、自分の中の「因果」の連鎖を理解するための重要な実践となりました。
感情を文字にすることで、視覚的に感情を認識して客観視できるようになります。
何よりも大切なのは、
パターンとその因果に、まず気づく
ことなのです。
このような地道な取り組みは、すぐには劇的な変化をもたらさないかもしれません。
しかし、日々の小さな意識と行動の変化という「因」の積み重ねが、
確実に夫婦関係の質という「果」を向上させていくことを、私自身の経験から実感しています。
夫婦とは、完璧を求めるのではなく、お互いが少しずつ成長していけるような関係性を築いていくことなのです。
パターンの認識と修正は、確かに容易な課題ではありません。
しかし、因果の理解を深め、継続的に取り組むことで、より深い理解と信頼に基づいた夫婦関係を築いていくことができるはずです!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!