夫婦関係が改善できない本当の理由
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
夫婦関係の改善に取り組もうと決心して、
本やネットの情報を頼りに努力を重ねても、なかなか思うような結果が得られない。
そんなお悩みはありませんか?
先日開催したオンラインセミナー
【悩む夫が今すぐできる!夫婦関係を2ヶ月で改善する方法】
の受講者様から、こんなレビューを頂きました!
この講座は「夫婦関係が改善できず悩んでいる人の助けとなる講座」でした
ネット情報や本などに頼って夫婦関係改善の努力をしてきましたが、
もう自分ではどうしようもなくなってきていた中、すがる思いで受講しました。
自己と向き合う原始仏教をベースにした独自の興味深い話(宗教っぽいわけではなく、哲学という感じ)で、
印象深い話が数多くありました。
そういうことなの!?という話も多く、これまでの自分のしてきた間違いに気づくきっかけにもなりそうです。
教えていただいた話を振り返りつつ、今までの自分の行動を改めて振り返ってみたいと思っています。
講師のひなたさんも、過去の自分の話を包み隠さず教えてくださり、
話もわかりやすく、またこちらからも話しやすい印象の方で、とても好感が持てました。30代男性
夫婦関係を改善したい夫が、夫婦仲を2か月で改善する方法
この方も、ご自身でいろいろ勉強されて、実践してきたものの、なかなかうまくいかず自己嫌悪に陥っていました。
では、なぜどんなに頑張っても夫婦関係は改善できないのでしょうか。
その本当の理由を解説して、対処法も解説します!
目次
【夫婦関係改善の真の課題】
では、なぜ頑張っても夫婦関係が改善できないのでしょうか。
その答えは意外にもシンプルです。
「改善するための習慣が続かないから」
なのです。
多くの人が夫婦関係を良くするための知識や方法を知らないわけではありません。
その受講者の方も
- 「奥さんの事を否定しない」
- 「奥さんの話を最後まで聞き切る」
- 「奥さんの立場になって考える」
など、様々な取り組みを実践されてきたそうです。
どれも夫婦のコミュニケーションに置いてとても大切な事です。
しかし、どの行動も何故か習慣にすることができず、悩まれていました。
では、なぜ習慣が続かないのか。
その原因と対策について詳しく見ていきましょう!
【原因1:相手ありきの行動設定】
習慣が続かない最初の原因は、
設定した行動が「相手ありきの行動」になっている
ことです。
例えば、
「相手の話を最後まで聞く」「相手を否定しない」
といった習慣は、確かに大切です。
しかし、これらは必ず相手の反応を伴います。
相手から期待通りの反応が返ってこないと、モチベーションが下がってしまいます。
そして、成功体験を積めないまま自己嫌悪に陥り、
「自分はダメなんじゃないか」「そもそも性格が合わないのかもしれない」
といった負の思考に陥ってしまうのです。
【対策1:自分一人で完結できる習慣作り】
この問題を解決するには、まず自分一人で完結できる習慣を作ることが重要です。
私は
「夫婦再建の三原則」として、
- 「時を守る」
- 「場を清める」
- 「礼を正す」
という教育哲学者の森信三先生の考えを取り入れています。
例えば、「場を清める」に関連して、
トイレ掃除をする、靴を揃える、使用後の洗面台を拭くといった習慣を設定します。
これらは相手の反応に左右されず、自分の意志だけで実行できます。
このような習慣を続けることで、小さな成功体験を積み重ねることができます。
同時に、「めんどくさい」という気持ちを乗り越える練習にもなります。
1週間、2週間と続けていくうちに、自分にも自信がつき、家庭環境も改善されていくでしょう。
また、こうした習慣を続けていくうちに、いろいろな気づきが芽生えてきます。
普段、奥さんがやってくれている事が当たり前ではないことにも、
気づくきっかけになったりもします。
すると自然と感謝の気持が持てるようになり、
奥さんに対する態度も変わってくるものです。
【原因2:続かない理由の不明確さ】
習慣が続かないもう一つの理由は、
なぜ続かないのかが明確になっていないこと
です。
多くの人が「何となく続かない」と漠然と感じていますが、
その背景にある自分自身の感情や思考を深く掘り下げていません。
続けられない背景には、必ず何らかの感情が存在します。
イライラ、面倒くさい、諦め…。
これらの感情がブレーキとなって、習慣の継続を妨げているのです。
仏教には
因果(いんが)
という言葉があります。
すべての結果には必ず原因が存在する、という考え方です。
自分の行動のブレーキとなっている
原因が何かをしっかり明らかにすることではじめて、
対処・対策が講じられるようになるのです。
【対策2:自己分析と固定観念の緩和】
この問題に対処するには、まず自分の感情をしっかりと認識することが大切です。
そして、その感情の根源にある固定観念や「~すべき」という考え方を見つめ直す必要があります。
例えば、「妻は家事をすべきだ」という固定観念があると、
それが実現しないときにイライラや失望を感じてしまいます。
まずは自分の中の固定観念を見つめて、理解しましょう。
その固定観念が自分自身を苦しめている
原因
になっている事が多いのです。
そして、こういった
「~すべき」「~であるべき」
という考えを
「~に越したことはない」
という表現に変えてみると、心理的な縛りが緩和され、より柔軟な対応ができるようになります。
【夫婦関係改善の本質:自分自身との向き合い】
重要なのは、夫婦関係の改善は単に相手と向き合うことではなく、
相手を通して見えてくる自分自身と向き合うこと
だという点です。
これは、原始仏教の考え方と深く結びついています。
お釈迦様が説いた原始仏教は、自分の中の苦しみとどう向き合うかを体系的に示しています。
現代の日本で広く知られている仏教とは異なり、極楽浄土や観音様などの様々な仏様といった
ファンタジー的要素はありません。
自己との向き合い方、自分の生き方に徹底的に焦点を当てているのです。
この考え方は、夫婦関係の改善にも大いに役立ちます。
相手の言動に一喜一憂するのではなく、
それによって引き起こされる自分の感情や思考パターンを観察し、
理解することが重要なのです。
そして、見えてきた自分自身の様々な面を、一つずつ受容していくことが、
夫婦関係を改善するための最初の1歩となるのです!
まとめ
以上の点を踏まえ、夫婦関係の改善に取り組む際は、まず自分自身で完結できる習慣作りから始めてみてください。
そして、なぜ習慣が続かないのかを深く掘り下げ、自分自身と向き合う姿勢を持つことが大切です。
夫婦関係の改善は一朝一夕には実現しません。
しかし、小さな一歩を積み重ねていけば、必ず変化は訪れます。
今日からでも、自分一人でできる小さな習慣から始めてみませんか?
あなたの幸せな夫婦関係への挑戦を、心から応援しています!