【結婚生活】不幸な人・幸せな人のわずかな違い
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
日本は現在、約3組に1組の夫婦が離婚していると言われます。
この数を時間に換算すると、なんと
毎日2分に1組
の夫婦が離婚しているということになるそうです!
それだけの数の夫婦が結婚生活に
【不幸】
を感じているということですね。
いっぽうで結婚生活を
【幸せ】
と感じて、充実した毎日を過ごしている夫婦がいるのも事実。
夫専門の夫婦関係改善コンサルの活動をしていて感じるのは、
実は【結婚生活が不幸な人と幸せな人の違い】はほんのわずかなところにある
ということです。
今回の記事では、【結婚生活が不幸な人と幸せな人の違い】を考察してみましょう!
目次
結婚生活の本質
結婚は多くの人にとって人生の大きな節目であり、幸せな未来への期待に満ちた出来事です。
しかし、現実の結婚生活は必ずしも想像通りではありません。
私が主催するオンラインセミナー「夫婦関係に悩む夫が、夫婦仲を2ヶ月で改善する方法」では、
結婚生活の本質について率直に語っています。
受講者の皆さんが驚くのは、私はセミナーの中で
「結婚生活では幸せにはなれません」と断言
している事です。
これは一見ネガティブな発言に聞こえるかもしれませんが、実はこの認識が幸せな結婚生活への第一歩なのです。
結婚生活の本質を理解するためには、まず
「苦しみ」を受け入れる
ことが重要です。
夫婦は他人同士であり、育ってきた環境も価値観も異なる二人が一緒に生活するのは、想像以上に大変なことです。
一人暮らしの方が楽だと感じることさえあるでしょう。
それでも他人である二人で生活を共にするのですから、
結婚生活が苦しくなるのはある意味
当たり前
なのです。
仏教のスタートも人生の「苦」と向き合うこと
このような考え方は、仏教の教えと通じるものがあります。
仏教は人生を明るく幸せに生きるための哲学であるのですが、そのためには、出発点として
「苦しみの受け入れ」
があります。
仏教では人生に必ず存在する苦しみを「四苦八苦」と表現します。
これはどんな人でも避けることのできない、人生の本質なのです。
結婚生活も同様に、
苦しみがあることを前提として受け入れる
ことで、そこからどのように明るく楽しい関係を築いていくかを考えることができます。
つまり、
苦しみを避けるのではなく、それを受け入れた上で、どう対処していくか
が重要なのです。
幸せになりたい人・すでに幸せなことに気づく人
結婚生活で不幸を感じる人々の多くに共通しているのは、
「幸せになりたい」
という願望を持ち続けていることです。
一見、前向きな姿勢に思えるこの考え方は、裏を返せば実は「今が幸せではない」と認めていることでもあります。
『一般常識的な幸せな結婚生活』と『自分の結婚生活』を比べて
「もっとこうなったらいいのに」「ふつうはもっとこうなのに」「もっとこうして欲しい」という思いを持つことは
今の結婚生活に『ないもの』、『足りないもの』に意識を向けて、『もっと、もっと』と求めているとことを意味します。
このような期待は、満たされないと不満に変わり、それが積み重なることで不幸感が増大していきます。
つまり、「幸せになりたい」と思い続けることが、逆説的に不幸をもたらす要因となっているのです。
一方、結婚生活を幸せだと感じている人々は、
既に自分が幸せであることに気づいている人たちです。
彼らは、現在の生活の中にある幸せの要素に目を向け、それを認識し、感謝する力を持っています。
例えば、結婚によって人生の幅が広がったこと、子供を授かり親になれたこと、
家を買うという経験ができたこと、新しい親戚付き合いが生まれたことなど、
結婚しなければ経験できなかったことがたくさんあります。
そして日常的にも、自分一人ではできないことを、パートナーが担ってくれている事が必ずあるものです。
これらの経験や変化、相手がしてくれている事に目を向け、感謝の気持ちを持つことが、結婚生活を幸せなものにする鍵となります。
もちろん、先述したように結婚生活には【苦しみ】がつきものです。
その苦しみさえも受け入れて、その経験に感謝して自身の成長の糧にできる人は、
結婚生活が幸せな人
なのです。
興味深いことに、
人は感謝している瞬間に不幸を感じることはできない
と言われています。
「ありがたい」と思っている時に、同時に「自分は不幸だ」と感じることは難しいのです。
このことから、
幸せになる力は「感謝力」
と言い換えることができるでしょう。
また、
人は自分と同じ『波長』のものを引き寄せる
と言われています。
『ないもの』に目を向けて不幸を感じていれば、どんどん不幸が集まり、
『あるもの』に目を向けて幸せを感じていれば、どんどん幸せが集まってくるのです。
幸せな結婚生活への実践的アプローチ
では、具体的にどのように幸せな結婚生活を築いていけばよいのでしょうか。
以下に、実践的なアプローチをいくつか提案します。
a) 現状の受け入れ:
まず、結婚生活には苦しみや困難が伴うことを受け入れましょう。
「そういうもんだ」と受け入れて現実を直視し、そこからどう改善していくかを考えることが第一歩です。
b) 感謝の習慣化:
毎日、パートナーや結婚生活に関して感謝できることを見つける習慣をつけましょう。
小さなことでも構いません。
例えば、「今日も朝ごはんを作ってくれてありがとう」「仕事を頑張ってくれてありがとう」など、
日々の当たり前に感謝の気持ちを向けることで、関係性が豊かになっていきます。
c) コミュニケーションの改善:
パートナーとの対話を大切にしましょう。
お互いの気持ちや考えを理解し合うことで、誤解や摩擦を減らすことができます。
また、相手の良いところを見つけて伝える習慣も、関係性を強化する上で効果的です。
私は妻が鏡を見て化粧している時などに、『おっ、今日もかわいいねぇ』と言っています(笑)
d) 共通の目標設定:
二人で将来の目標や夢を話し合い、共有することで、同じ方向を向いて歩んでいく意識が強まります。
これにより、日々の小さな苦労も、大きな目標に向かう過程として捉えられるようになります。
e) 個人の時間の確保:
結婚生活の中でも、それぞれが個人の時間や趣味を持つことは重要です。
自分の好きなことをする時間を設けてください。
相手が好きなことをする時間も作ってあげましょう。
お互いの個性を尊重し、適度な距離感を保つことで、関係性がより健全になります。
f) 学び続ける姿勢:
結婚や人間関係についての本を読んだり、セミナーに参加したりすることで、新しい視点や知識を得ることができます。
学び続ける姿勢が、関係性の進化につながります。
g) 小さな幸せの積み重ね:
大きな幸せを求めるのではなく、日々の小さな幸せに目を向け、それを積み重ねていく意識を持ちましょう。
二人で過ごす静かな夜、休日の散歩、美味しい食事など、日常の中にある幸せの瞬間を大切にすることで、
結婚生活全体が幸せなものに変わっていきます。
まとめ
結婚生活の幸せは、決して遠くにあるものではなく、もうすでに私たちの手の届くところにあり、気づき、育てていくものなのです。
苦しみを受け入れ、今ある幸せに感謝し、それを大切にしていく。
そんなシンプルでありながら深い姿勢が、
結婚生活を幸せに感じる人
なのです!
皆さんも、今日から自分の結婚生活の中にある幸せを見つけ、感謝する習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
きっと、新たな発見と喜びが待っているはずです!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!