妻が夫に不満を抱く本当の理由

こんにちは！シン・イクメン育成コーチのひなたです！

奥さんが口を開けば、自分に対する不満や指摘ばかり・・・

家事育児を頑張ってもキツイ言葉で怒られて、カチンときてしまう。

そんなお悩みはありませんか？

そんな日々奮闘しながらも夫婦関係に悩む夫が、今回の記事を読むことで、

奥さんへの見方が変わり、

自分の事を攻めてくる怖い存在

から

愛おしい存在

に変わるかもしれません！

1. 妻の不満をぶつけられ続けると夫は辛い

多くの男性が、妻からの不満に悩まされています。

家事や育児に真面目に取り組んでいるにもかかわらず、
妻から厳しい言葉で批判されることは珍しくありません。

このような状況が続くと、夫は自信を失い、自己防衛本能から妻に反論するようになり、

夫婦喧嘩がエスカレート

していきます。

夫専門で夫婦関係コンサルの活動をする中で多くの夫と接してきた経験から、
この問題は決して珍しいものではないと言えます。

実際、私自身も過去にこのような状況を経験してとても辛い思いをしました。

妻からの厳しい言葉は、夫にとって非常に辛いものです。

自分の欠点を指摘され続けると、
どんなに真面目に努力していても、徐々に自信を失っていきます。

この悪循環を断ち切るためには、まず

不満という感情がどのように生まれるのか

を理解する必要があります。

2. 不満の裏にあるもの：感情のメカニズムを理解する

まず知っておきたいこと。それは

不満という感情は、何もないところからは生まれない。

ということです。

不満が生じる時、その反対側には必ず【期待】が存在しています。

仏教では「因果」や「縁起」といって、

全ての事象には原因があり、全てのものは互いに関連し合っている

という考えます。

不満と期待も、まさにこの関係性の中にあります。

電気のプラスとマイナスのように、期待があるからこそ不満が生まれ、期待がなければ不満も生まれないのです。

そして不満が生まれると、また次の期待が生まれるのです。

どちらかだけが存在するということはなく、常にセットなのですね。

つまり、相手に対して抱く不満の根本的な原因は、

相手の行動ではなく、自分の中に抱いている【期待】なのです。

例えば、妻が夫に不満をぶつける時、それは妻が夫に対して何らかの期待を抱いているからこそ起こる現象です。

妻の夫に対する期待が満たされないことで、不満として表出されるのです。

この視点から考えると、妻が夫に不満をぶつけている状況、夫にイライラしている状況は、

実は妻が夫を必要としている証拠

だと言えます。

妻は夫に期待しているからこそ、その期待が満たされないことに不満を感じ、それを表現しているのです。

したがって、夫として考えるべきは、表面的に見えている妻の不満の言葉や態度に対して単に謝ったり、腹を立てたりするのでなく、

妻が自分に対してどのような期待を抱いているのかを考察して理解することが大切です。

妻からぶつけられるイライラや不満は、夫に向けての

SOS

なのです！

自分が必要とされているという感覚を持つことで、妻の不満に対する反応の仕方や言葉の選び方が変わってくるでしょう。

実は、妻が夫に対して完全に期待をなくしてしまった時こそ、最も危険な状態です。

この段階に至ると、妻は不満すら口にしなくなります。

まだ不満として表現されている間は、妻は夫を必要としているのです。

3. 期待のコントロール：夫婦関係改善のための実践的アプローチ

不満と期待の関係を理解したうえで、夫婦関係を改善するための実践的なアプローチとして、

「期待値のコントロール」

というテクニックがあります。

例えば、妻から何かを頼まれた時に、安易に引き受けてしまうと、妻の期待が高まります。
そして、その期待に応えられなかった時に、大きな不満が生まれてしまいます。

そこで、最初から『今すぐにはできないからちょっと待って』と言って安請け合いはしないようにして期待を抑えます。

そして、すぐに実行するのです。

そうすると、妻は期待値が下がっていた分、満足度が高まります。

私がよく使う手法として、具体的な例を挙げると、帰宅時間の伝え方があります。

実際の予定よりも30分から1時間ほど遅めの時間を伝えておくことで、
予定通りに帰宅できなかった場合に不満が生まれることを防ぐことができます。

18時に帰ると言って18時30分になると不満が生まれ不機嫌になりますが、

19時に帰ると言って19時30分に帰ると『早かったね♡』と機嫌が良くなるのです。

このように、期待値をコントロールできる部分は積極的にコントロールしていくことで、
不満の発生を抑えることができます。

ただし、これは決して妻をだますためのテクニックではなく、
あくまでお互いの期待と現実のギャップを小さくするための工夫です。

まとめ

今回の記事で強調したいのは、妻からの不満を単なる批判として受け止めるのではなく、

その裏にある期待や愛情を感じ取ることの重要性です。

妻が夫に不満をぶつけるのは、

もっと二人で良い関係を築きたい

という思いがあるからこそです。

夫として、妻の期待に気づき、それに応えようとする姿勢を持つことで、

夫婦関係は大きく改善する可能性があります。

同時に、お互いの期待値を適切にコントロールすることで、不満の発生を最小限に抑えることができるでしょう。

そして、相手が何を期待しているかが分からなければ

素直に聞いてみる

事もコミュニケーションの大切な１つだと考えます！

夫婦関係の改善は一朝一夕には実現しませんが、相手の気持ちを理解しようとするコミュニケーションが、
より良い関係づくりの鍵となります。

日々の小さな工夫と、相手を思いやる気持ちを忘れずに、少しずつ理想の夫婦関係に近づいていくことができるはずです。

今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています！