【子育て】習い事、大切なのは始め方
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
いつもは主に「夫婦関係改善」をテーマに発信していますが、今回は子育て回ということで、
子どもの習い事
をテーマに、これまで体験してきた我が家の悩みから得た教訓をシェアしたいと思います!
習い事を続ける中で起こる問題の一つに
子どものモチベーションの低下
があると思います。
もし、あなたがこれからお子さんに習い事を始めさせる計画があるなら、
知っておくと後々楽になると思いますので、ぜひご一読ください!
習い事が親子のストレスに変わる時
子育ては常に親育て。
親としても新しい挑戦の連続です。
その中でも、子どもの習い事は多くの親が頭を悩ませるテーマの一つではないでしょうか。
私も10歳小学4年生になる長男の習い事をめぐって、今まさにその渦中にいます。
長男は小学1年生の頃から、ソロバン、ピアノ、体操、硬筆、スイミングなど、実に多くの習い事に取り組んできました。
最も忙しい時期には週6日も習い事をしていたほどです。
これは主に妻の影響で、彼女自身が幼少期に多くの習い事を経験してきたからです。
しかし、今になって痛感しているのは、
「習い事、大切なのは始め方」
という教訓です。
この言葉は、まるで俳句のように簡潔でありながら、将来の親を助ける深い意味を持っています。
私たちの場合、まずお試し体験をさせて、長男が「やりたい!」と興味を示したものを次々と始めさせていきました。
やっぱり、親としては子どもの可能性を広げるためにはいろいろな経験をするチャンスを与えたいと思っていました。
ただ、問題だったのは、
「やりたい!」という、その時の子どもの意志だけで始めてしまったこと。
その結果、現在では
「いく・いかない」
「やめる・やめない」
という議論が頻繁に起こっています。
習い事の開始時間の直前になって子どもが言い出すのです。
子「もう行きたくない。」
親「なんで!?」
子「先生が厳しいんだもん。もう辞めたい!」
親「あんたがやりたいって言ったから始めたんでしょ!そんな中途半端にやめるなんてダメだよ!」
子「今日はいかない!」
こんなやり取りをしているうちに、習い事の始まる時間になってしまい、仕方なく欠席の連絡をする。
このやり取りが親としても子どもとしても、とてもストレスになっていったのです。
親のエゴと子どもの気持ちのバランス
習い事を続けていく中で、避けては通れないのが「やめたい」という子どもの声です。
長男も、様々な理由で習い事に行きたくないと言い出すようになりました。
- 友達と遊びたい
- 先生が厳しい
- 仲の良い友達が辞めてしまった
- 上級生にからかわれる
- 上達が感じられない
など、理由は様々です。
正直なところ、そんな子どもの言葉を聞くと、親としてはイラッとしてしまうこともあります。
決して安くない月謝を払い、仕事を早く切り上げてまで送迎をしたりして、親としてもお金も時間も使います。
本人が「やりたい」と言ったから、お金も時間も使ってきたのに、
簡単に「やめたい」と言われると、つい感情的になってしまうのです。
私たちの場合、
「どうせ辞めるならここまでやってから」
「ちゃんとけじめをつけて辞めなさい」
といった言葉をかけてきました。
やっぱり親としては、
どうせ始めたなら何か身になってからやめてほしい
簡単に辞めさせると、今後の人生も「物事を簡単に諦めるクセ」がついてしまうのではないか。
などと、親のエゴが生まれてくるわけです。
しかし、子どもにとっては既にモチベーションが下がっている状態。
その状態からさらに頑張ることは難しいのが現実です。
結果として、その場しのぎの約束はするものの最後まで頑張れずに辞めてしまうというパターンを何度も繰り返してきました。
これは子どもにとっても、私たち親にとってもストレスに感じる辛い経験です。
夫婦の問題にも発展する場合も
しかも厄介なのは、時として夫婦の問題にまで発展することもあるのです。
私としては、
「本人の意思を尊重したほうが良いのでは?やる気がないのに続けても意味がないし、そのことが嫌いになるだけ」
と思っていても、妻は
「そんな理由で辞めさせるなんてありえない!そんな中途半端なことは許さない!」
という感じで、夫婦の意見も割れたりするのです。
そうするとそれがきっかけで夫婦喧嘩にもなったりして、
子供の将来を思って始めたことが、何も良い結果を生まなくなってしまうのです。
習い事は始め方が肝心
このような経験を何度もしてきた中で、気がついたことがあります。
それは、
習い事の始め方が良くなかった
ということです。
習い事を始める際には、以下のような点をしっかりと子どもと話し合い、合意しておくことが重要だと感じています。
- どこまでやるのか
- どのくらい頑張るのか
- どうなりたいのか
- どういう状態になったら一区切りとするのか
これらのポイントを事前に決めておくことで、子どもも親も目標を持って取り組むことができ、
途中で投げ出したくなった時にも「ここまでは頑張ろう」という気持ちを持ち続けられるのではないでしょうか。
また、子どものモチベーションは『必ず低下する』ということも、予め想定しておいた方が良いでしょう
夫婦の意識も統一しておくことで、子どもへの声がけの足並みをそろえることもできます。
この長男との経験から、私たちは次男(現在2歳)の習い事とこれから長男が始める習い事については、
アプローチを変えようと考えています。
具体的には以下のポイントに注意を払っていきたいと思います:
- 習い事を始める前に、明確なゴールを設定する
- そのゴールに向けての進捗を定期的に確認する
- 子どもの努力を認め、継続的に励ます
ゴールが明確であれば、「あとこれくらいで最初に決めたゴールに達するんだから頑張りなよ」といった具体的な励ましができます。
また、子ども自身も目標を意識しやすくなるでしょう。
柔軟性を持つことも重要です。当初設定したゴールが現実的でなかったり、子どもの興味が変化したりすることもあるでしょう。
そういった場合には、子どもと話し合いながらゴールを再設定する勇気も必要かなと感じています。
ただ、こういったことも最初にゴールを設定していなければ、できない話です。
皆さんのご家庭では、習い事についてどのようなアプローチを取っていますか?
成功例や失敗例、工夫していることなど、ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです!
私たち親も、子どもたちと一緒に成長していく必要があります。
皆さんの経験や知恵を共有することで、より良い子育てのヒントが得られると思います!
習い事は子どもの成長にとって大きな役割を果たす可能性を秘めています。
しかし、その可能性を最大限に引き出すには、私たち親の適切なサポートが欠かせません。
「習い事、大切なのは始め方」
という教訓を胸に、子どもたちの可能性を育んでいきたいと思います!
今日もあなたの夫婦関係と子育てが最高になるように、心より応援しています!