【実例】夫婦喧嘩を激減させる3つのコツ
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
夫婦喧嘩が絶えない、そんな悩みを抱えている夫婦も多いかもしれません。
実は、この問題を解決するための決め手は意外と単純。
それは
「自分の気持ちをきちんと伝えること」
なのです。
大切なので、もう一度言います!
「自分の気持ち」
をきちんと伝えるのです!
意外にこのことができていない夫婦が多いのでは、と感じています。
今回は、私の失敗例と成功例から感じた、
夫婦喧嘩を激減させる効果的な3つのコツについて詳しく解説していきます。
自分の気持ちを相手に伝えることの大切さを知り、より良い夫婦関係を築いていきましょう!
失敗例
我が家の朝のルーチンは、私が最初に起きて朝活をし、
その後小4長男が起きて、工作や漫画を読むなど、自分のやりたいことに時間を使い、
最後に妻が起きてくるという流れです。
妻がリビングに入ってくると、長男が散らかした段ボールの破片や変な体勢で本を読んでいるなど、
妻から見るとイラッとする光景が目の前に広がっている事が多々あります。
そのため、妻の朝の第一声は長男への指摘や怒りの言葉になりがちでした。
私としては、朝の挨拶はとても重要だと考えていたので、
妻がそのような反応をするたびに私から先に「おはよう」と声をかけるよう心がけていました。
しかし、このような状況が続いているうちに、私も我慢できなくなり、妻に対して
「朝の挨拶はちゃんと気持ちよくした方がいいんじゃない?」
と言ってしまいました。
すると、妻はそれに対して反発し、
「あなたがちゃんと指摘しないからこうなってるんでしょ!怒」
と、私に責任を押し付けてきました。
結局、この発言を機に夫婦喧嘩に発展してしまったのです。
この時の私の失敗は
相手の行動を変えるよう求めたこと
でした。
そして、少し時間が経ってから妻が教えてくれたのです。
「あの時、あなたが『僕は朝は明るい挨拶をしあえる家庭にしたいんだよ。だから一緒に明るい挨拶をしようよ』
と自分の気持ちを言ってくれれば、私も素直に聞けたと思う」と。
人は自分から変わりたいと思わない限り、なかなか変化することはできません。
相手の気持ちを知って、自分の中で納得した時に、初めて人は変化ができる。
そのためには、自分の気持ちを上手に伝えることが重要なのだと学ばされた失敗例でした。
成功例
ある日の夕食時の事です。
その日、二歳の次男が下痢気味の状態でした。
そんな中、私は次男の体調を考えずに、冷たい水をサーブしてしまいました。
すると妻が
「こんな状態の子供にそんな冷たい飲み物を出すなんて、あなたは人として終わっている」
と激しく言ってきたのです。
このような人格否定めいた言葉に対して、私はイラっとしましたが、
「そういう言い方されるとちょっと辛いんだけど」
と冷静に自分の気持ちを伝えました。
すると妻は謝罪こそしませんでしたが、これ以上何か反論することもなく、事態は平和に終結しました。
この成功例では、
「そういう言い方をするのはやめてよ」
と相手の言動に変化を求めるのではなく
「そういう言い方されるとちょっと辛いんだけど」
と、感情的にならずに自分の気持ちを伝えたことで、その後に喧嘩に発展することはありませんでした。
相手に変化を求めず、感情的にならずに自分の気持ちを伝えることの大切さを、この事例から学ぶことができました。
夫婦喧嘩を避けるには、こういった冷静な対応が何より重要だと痛感しました。
これは心理学でいう
Iメッセージ(私は○○したい)
になりますね。
※Iメッセージの反対はYOUメッセージ(あなたが○○してよ)
では、夫婦喧嘩を激減させる
3つのコツ
をお伝えしていきます!
相手に変化を求めず、自分から変わっていく
まず1つ目のコツは、
「相手に変化を求めない」
ということです。
自分の思い通りにならないからといって、相手に変化を求めるのは避けるべきでしょう。
失敗例でも紹介したように、「朝の挨拶をもっと明るくしてほしい」と伝えても、
相手はそれを受け入れてくれない可能性があります。
人は自分から変わりたいと思わない限り、なかなか変化することはできません。
一方で、成功例のように「そういう言い方されると辛いんだけど」と、自分の気持ちを伝えるだけにとどめれば、
相手に変化を求めることなく、コミュニケーションを取ることができます。
コミュニケーションに不和が生じた時は、
相手に変化を望むのではなく、自分が伝え方を変えていくなど、
自分が変わっていく姿勢
が何より大切なのです。
感情的にならずに気持ちを表現する
次に2つ目のコツは、
「感情的にならない」
ということです。
自分の気持ちを伝える際、感情的に訴えかけるのは避けるべきでしょう。
失敗例では、妻の反応に対して怒りの感情が高まり、結局は喧嘩に発展してしまいました。
一方、成功例では、「そういう言い方されると辛いんだけど」と、
感情的にならずに自分の気持ちを表現したところ、喧嘩に至らずに済みました。
感情的に訴えかけると、相手の反発を招きやすくなります。
自分の本当の気持ち、例えば「傷つきました」「悲しいです」といった弱い気持ちが、
怒り
という強い感情に置き換えられてしまうのです。
そうではなく、冷静に自分の気持ちを表現することが大切です。
感情的にならずに、相手の心に沁みるような言葉で伝えましょう。
日常的に「自分の気持ち」を伝える
3つ目のコツは、
「日常的に気持ちを伝える」
ということ。
ことが起こったときだけ自分の気持ちを伝えるのではなく、
日頃からコミュニケーションを図ることが重要です。
夫婦でお互いの気持ちを共有し合えば、いざというときにスムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな気持ちも日常的に伝えることで、
より良い関係性を築いていくことができるでしょう。
成功例では、自分の気持ちをしっかりと表現できたことで、喧嘩には至らずに済んでいます。
こういったコミュニケーションを日常的行うことで、常に自分の気持ちを相手に伝えることが大切です。
そうすることが、日常的に自分の気持ちを大切にする心、つまり
自尊心
を育むことになり、
自分を大切にすることで相手の事も大切にする
他尊心
も育まれるのです。
まとめ:相手の提案に学びを得る
最後に、相手の視点に立って柔軟に考えることも重要です。
失敗例の中で、妻から「自分の気持ちを伝えてほしい」と指摘されたことで、自分の未熟さに気づくことができました。
相手から提案されたことを、決して拒絶するのではなく、自分の行動を見直す良い機会にすることが大切です。
自分勝手な考えに固執するのではなく、相手の意見に耳を傾ける姿勢が何より重要なのです!
なので私は
恐妻家(妻が恐い夫)
から
教妻家(妻から教わる夫)
になると決めております!
夫婦関係は、お互いに歩み寄り、理解し合うことで築いていくものです。
そしてそのためには
自分から歩み寄る姿勢
がとても大切です。
相手の提案に学びを得ながら、自分の気持ちをしっかりと伝えていくことが、喧嘩を激減させ、より良い関係性を築くための鍵となるでしょう。
このように、自分の気持ちを伝えることの重要性と、そのための3つのコツを押さえれば、
夫婦喧嘩を劇的に減らすことができます。
ぜひ、この方法を実践してあなたの夫婦関係を改善されることを、心より応援しています!