家庭に居場所、ありますか？

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こんにちは！シン・イクメン育成コーチのひなたです！

夫婦関係に悩み、「家に帰りたくない」そんな思いを抱いたことはありませんか？

私もかつて家に帰るのが憂鬱で、帰宅途中に何度もため息をついていました。

実は、これは深刻な問題かもしれません。

本記事では、

「居場所」

という概念を紐解きながら、現代の夫婦関係が抱える課題に迫ります。

仕事のストレス、家庭での孤独感、そして男性特有の悩み。

これらの問題に対する具体的な解決策と、新たな居場所作りの実践例をご紹介。

あなたの家庭を温かな居場所に変える鍵が、ここにあります。

1. 「居場所」という日本独特の概念

皆さんは「居場所」という言葉を英語で表現しようとしたら、どうなるかご存知でしょうか。

実は、「居場所」に完全に対応する英単語は存在しないのです。

これは

日本語特有の繊細な表現

なのですね。

「居場所」とは単なる物理的な場所（place）ではありません。

それは

「人とつながって孤独を感じない場所」

を意味します。

つまり、心理的な安らぎと人間関係が融合した概念なのです。

この「居場所」という言葉の奥深さは、日本人の繊細な感性と人間関係を重視する文化を反映しています。

私たちは無意識のうちに、単なる空間以上のものを求めているのかもしれません。

2. 仕事のストレスと家庭の癒し

私は最近仕事で大きなトラブルがあり、メンタルがやられていました。

契約後に予期せぬ問題が発生し、お客様から厳しいクレームを受けたのです。

そんな状態で帰宅した私を、妻が温かく迎えてくれました。

妻は私の話に耳を傾け、共感してくれました。

「そのお客さん、お金の亡者みたいね」と言って、愚痴も聞いてくれました。

この時、「自分の居場所」がここにあることを実感したのです。

3. 夫婦関係の悪化と居場所の喪失

しかし、夫婦関係が良好でない時期もありました。

その頃は、家に帰っても居場所がないような感覚に苛まれていました。

些細なことですぐに喧嘩になり、お互いイライラが募るばかり。心が全く休まらない状態でした。

家に帰った瞬間に睨まれたり・・・(笑)

このような状況下で仕事のトラブルが発生すると、さらにメンタルが不安定になります。

家庭に居場所がないため、ストレスが倍増するのです。

その結果、仕事でのクレーム対応も上手くいかず、さらに炎上。

八方塞がりになっている感覚で、とても苦しかったのです。

4. 男性の孤独と居場所探し

夫専門夫婦関係改善コンサルの活動をしている中で、夫婦関係に悩む男性たちの多くが、
以前の私と同じように深い孤独を抱えていることが分かりました。

女性の場合、ママ友などのコミュニティがあり、夫への不満を吐露する機会が比較的多いものです。

しかし、男性の場合、妻との関係性の悩みを打ち明ける相手が少ないのが現状です。

「奥さんの言葉に傷ついている」なんてこと、なかなか外では言えませんよね。

私は孤独を感じていた当時、ネットで見た「男性の離婚の理由」という統計の第２位が

【妻からの精神的虐待】

という結果を見て

「この悩みは自分だけではないんだ！」

とホッとした記憶があります。

この孤独感から逃れるため、不倫に走ったり、飲み屋に入り浸ったりする人もいます。

しかし、それは一時的な逃避に過ぎず、根本的な解決にはなりません。

多くの男性が、本当の意味での「居場所」を求めて苦悩しているのです。

5. 新しい居場所作りの実践

そこで私は、夫専門夫婦関係改善のコンサルタントとして、

クライアントに新しい「居場所」を提供することを心がけています。

例えば、6ヶ月間のフォロープログラムでは、クライアントと二人でチームを組み、チーム名を決めます。

その方の６か月後のゴールが『奥さんと笑顔で話せるようになりたい』だとしたら

「チーム笑顔」

のような前向きな名前をつけることで、目標を共有し、孤独ではないことを実感してもらうのです。

さらに、同じような悩みを持つ夫専用のコミュニティも運営しています。

月に1回の座談会を通じて、参加者同士が経験を共有し、互いに支え合える関係を築いています。

まとめ

【居場所】という概念は、

仏教の「縁起」の概念とも通じるものがあります。

仏教では、全ての存在は相互に関連し合っているとされます。

つまり、私たちは他者とのつながりの中で生かされているのです。

居場所が家庭にあると感じられることはとても幸せな事です。

しかし、もし家庭に居場所がないと感じているなら、一時的に自分が安心できる居場所を見つけて、夫婦関係に向き合う事が大切です。

それは信頼できる友人かもしれませんし、私のようなコンサルタントかもしれませんし、その他の専門家かもしれません。

大切なのは、孤独ではないということを実感し、夫婦関係を改善するための第一歩を踏み出すことです。

私も悩める夫の皆さんと一緒に成長するために、素敵な「居場所」を作りたいと思っています！

皆さまの幸せな夫婦関係を、今日も心から応援しています！