夫婦仲を改善させるには、妻のことを理解する前に自分を理解せよ!

夫婦関係をもっと良くするためには奥さんの事に寄り添って理解することが大切。

そんなことは分かっている。

だけど、目の前で怒っている奥さんが言っている事は明らかに理不尽・・・

理解したくても、

先に『怒り』の感情が生まれてしまう。

そして感情的に言い返して、そのまま喧嘩突入・・・

そんなお悩みはありませんか?

この記事ではそんな悩みを持つ夫が、

奥さんの事を理解できる夫になるためにまず必要な事をお伝えします。

普通のパートナーシップ論とは違う視点でお話ししますが、この考えはあらゆる人間関係にも応用可能ですので、

ぜひ最後までお読みください!

■妻を理解しようとする前にすべきこと

夫婦仲を改善させるには、妻のことを理解する前に自分を理解する事が大切です!

今、あなたは奥さんの事が理解できなくて悩んでいると思います。

相手の気持ちや感情がなぜ生まれてくるのかが分からないのだと思います。

  • なんでそんなことでこんな怒るのだろう
  • この前と言ってることが違う

そんなことを感じていると思いますが、そんなあなたに質問です!

あなたは、

自分自身の事をどのくらい理解できていますか?

あなたが、今奥さんに抱いているその感情が、

なぜ、どこから生まれてきているのか、考えたことがありますか!?

そう、相手の事を理解するためには、

まず自分自身を理解する必要があります。

どういうことか解説していきますね!

 

■相手が理解できない原因は、自分の感情に振り回されている事

相手の事が理解できない時は、

相手の立場になって考えることが冷静にできない状態だと思います。

なぜ冷静になれないかというと、自分の感情に自分自身が振り回されているから。

奥さんの言動に対して、

『怒り』

『ショック』

など、

自分の感情が先に立ち、

その感情に自分自身が振り回されているから、

相手の事を冷静に見られないのですね。

つまり、相手の事を冷静に見たいのであれば、

まず自分の感情を冷静に見て、コントロールしていく事が大切になります。

生まれてきてしまう『感情』自体を無くしたり、変えたりすることは難しいのですが、

その『感情』がなぜ生まれるのか?と

いう事を理解出来れば、

その感情の【扱い方】が分かってきます。

生まれてくる感情の扱い方が分かれば、その感情に振り回されることなく、

冷静にコントロールできるようになってくるのです。

その状態になって、初めて相手の事も冷静に見られるようになります。

■感情がどのように生まれるのか理解する

では、その自分の感情はどこから生まれるのでしょうか。

【感情】

を生み出すのは自分の

【考え方・思考】

です。

そして

【考え方・思考】

を生み出すのは

【観念(思い込み・信じている事)】

です。

つまり自分の感情を理解するには、

自分の根底にある【観念・(思い込み・信じている事】

気づく事が大切になってきます。

私の実例でお話しします。

ある日私が洗い物をして、食器を食器棚を戻しました。

すると妻から

「食器はもっと奥にしまってよ!」

と怒られました。

私はイラっとして「文句を言うなら自分でやってよ」と思いましたが、その時は我慢して受け入れました。

そして別の日。

私は食器を洗って食器を食器棚に戻しました。

以前妻に怒られたことを忠実に守って食器を奥までしまいました。

すると、また妻に怒られるのです。

「もっと手前に置いてよ。すぐに取れないと困るんだけど!」

この前は奥にしまわず怒られて、今度は奥にしまって怒られるのです。

その瞬間にイライラっと私の中で

「怒り」

が生まれます。

そして

「この前、奥に入れろっていうから入れたんだけど!」

と言い返し、喧嘩に突入していきました。

この時の私の「怒り」はどのような観念から生まれてきたのか考えてみます。

まず、今回の「怒り」を生み出した【考え・思考】を見ていきます。

【考え・思考】

【考え・思考】

”前に言われたことを守ったのに、なんで怒られなきゃいけないんだ。

自分がそういってたくせに!

そんなにいつも文句言うなら、自分でやってよ!もうやりたくない!”

このような【考え・思考】はどのような

【観念(思い込み・信じている事)】

が生み出しているのか考えてみます。

この場合の私の

【観念(思い込み・信じている事)】

【観念(思い込み・信じている事)】

・自分が言ったことは変えるべきではない

・人がやったことに文句を言ってはいけない

であるという事に気づきました。

自分のこのような【観念(思い込み・信じている事)】が最終的に

「怒り」

という

【感情】

を生み出している事が理解できました。

■相手を理解する

自分の「怒り」という感情がなぜ生まれるのか理解できると、

自分の感情を

冷静に『客観的』に

見られる感覚になってきます。

そして先ほど気づいて理解できた【観念(思い込み・信じている事)】が本当に全てなのかを

冷静に疑問視できるようになり、モノの見方を変えていく事ができます。

自分のモノの見方を少しずつ変えていく事で、相手を理解していきましょう

先ほど理解できた自分の観念である

  • 自分が言ったことは変えるべきではない
  • 人がやったことに文句を言ってはいけない

を妻の立場から考えてみます。

最初に「奥にしまってよ!」と怒られた時にしまっていたお皿は、

実は使用頻度の少ない大人が使う割れやすいお皿でした。

次に「手前にしまってよ!」怒られた時にしまっていたお皿は、

使用頻度の高い子供用の割れにくいプラスチックの食器でした。

つまり妻としては

  • 割れやすい食器が手前にあると落ちる可能性もあり、危ない
  • 割れにくく、使用頻度が高い食器は手前に置いてほしい
  • 子供の安全のため

という考えがあったことが理解できました。

これを私の【観念】と照らし合わせてみると

自分が言ったことは変えるべきではない(私の観念)

そもそも、妻の意図(目的)が理解できていなかった(食器の種類によって置き場所が違う)

■人がやったことに文句を言ってはいけない(私の観念)

夫にも安全や利便性に気を配れるようになってもらうためには、苦言も必要

という事がわかり、ようやく妻の気持ちが理解できました。

ふぅ・・・

めんどくさいですよね(笑)

それくらい、人の気持ちを理解することは大変ということです(笑)

そこから、ようやく自分を変えていく作業にはいるのですが、またそれは別の記事で。

■まとめ

夫婦仲を改善させるためには、

奥さんを理解するより先に自分を理解する意義

をお伝えしました!

自己理解がすすむと、自分のネガティブな感情を客観視できるようになり、振り回されなくなります。

これは夫婦関係だけでなく、あらゆる人間関係のシーンで応用可能ですので、ぜひ身につけて下さいね!

それでは、最幸の夫婦関係を〜!

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