ケンカで夫婦の絆を深めるための【作法】
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
夫婦とは生まれも育ちも違うアカの他人同士です。
どうしても折り合いがつかずに、喧嘩に発展することもありますよね。
ただ、結局喧嘩をしても折り合いがつかずに、
モヤモヤ、イライラしたまま喧嘩を終わらせていませんか?
私は夫婦喧嘩はたまには必要だと考えています。
お互いの本音が伝えられる機会になるからです。
でも、せっかく本音をぶつけ合ったのだから、そのケンカを
夫婦の絆を深めるきっかけにしたくはありませんか?
今回は私が体感した、夫婦喧嘩で夫婦の絆を深めるための
【作法】
をご紹介します!
夫婦喧嘩の原点 – 教育方針の違い
私たち夫婦の最近の喧嘩の主な原因は、10歳になる長男の教育方針についてです。
妻は「環境重視」の考えを持っており、ある程度の勉強ができて、良い学校に進学することで、
将来の選択肢が広がると考えています。
そのため、学習塾などにも積極的な姿勢です。
一方、私は「やりたいことをとことん突き詰める力」を大切にしたい、という考えです。
小学校4年生という今の時期は、好きなことに思う存分打ち込ませることが大切だと考えています。
それが将来、自分の目標を見つけたときに、突き進んで頑張れる力になると信じているのです。
繰り返される喧嘩のパターン
この教育方針の違いは、日常的に衝突を生みます。
私も別に勉強することを反対しているわけではありません。
本人が勉強を楽しいと思うのであればやればいいと思いますし、そのために親が勉強の楽しさを伝えることも大切だとは思います。
ただ、息子は今、友達と遊んだり、自分で撮影したものを動画編集したり、ゲームをしたり、勉強よりも楽しいことがたくさんあるのです。
そういった状況の中で妻は
「私が長男に勉強を教えようとすると喧嘩になるから、あなたがやって」と言ってくるのです。
私としては、自分の持論を振りかざしておきながら、自分は何もしないという妻の態度に腹が立ち、
「結局人まかせかい! 本来なら学習を積極的に推進したいのは妻なんだから、自分がもっと工夫と努力をするべき」
といつもイライラ、モヤモヤしてしまうです。
この話題は、お互いに折り合いがつかずに、いつもヒートアップして喧嘩になります。
そして結論も特に出ずに、モヤモヤした感情を残したまま終わることが常でした。
今朝も通勤中の電話でその話題となり、ヒートアップ。
激しい言い合いになりました。
いつもだったら、結論が出ずにイライラしたまま電話を切って、そのまま嫌な気持ちで一日を過ごすことが多いのですが、
昨日、自分自身で「夫婦関係を悪化させるパターンを壊せ」ということをブログにも書いた直後だったこともあり、
今回は違う終わり方を選択しました。
会社近くまで来て電話を切らなければならいないタイミングになった時、私は思い切って
「愛してるよ」
と言ってみたのです。
新しい終わり方がもたらした変化
この一言で、妻の声のトーンは明るくなり、
「まぁ、喧嘩するほど仲がいいって言うしね!」
と明るい返事が返ってきました。
教育方針という根本的な意見の相違は解決していませんが、
気持ちの上では晴れやかな状態
で一日を始めることができました。
これまでのように互いにモヤモヤした感情を引きずることなく、次の対話への期待を持つことができたのです。
夫婦の絆を深める「作法」として
この経験から、喧嘩の最後に「愛している」という言葉を伝えることを、
夫婦の「作法」として確立させることを提案したいと思います。
「作法」という言葉の意味を調べてみると
人間生活における対人的な言語動作の方式、礼儀
と出てきます。
どんなに激しい意見の対立があっても、落としどころが見つからなくても、
2人の関係のベースには愛情があるということ
を確認し合うことで、夫婦の絆はより深まっていくはずです。
喧嘩自体は、お互いの考えを率直に伝え合える健全な関係の証でもあります。
大切なのは、その終わり方なのです。
他人同士が夫婦として生きていく以上、意見の相違や対立は避けられません。
しかし、「愛する」とは、冷めた状態から相手を愛しにいくという
「主体的で能動的な行動」
なのです。
愛情という土台があってこその夫婦喧嘩です。
この「作法」を実践することで、喧嘩を関係性を深める機会として活かすことができるでしょう。
皆さんもぜひ、この方法を試してみてください!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!