夫婦関係を決めるのは夫の○○
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
悪化してしまった夫婦関係を改善するために
何をしたら良いか、どんな行動をしたら良いか
と悩んでいませんか?
でもちょっと待ってください!
実は【何をするか】を考えるよりも、もっと大切な事があります。
それはあなたが
夫としてどういう自分になりたいのか
つまり
夫としてのあり方
を定めることです!
本記事では、なぜ【夫のあり方】が大切なのか、
そして【あり方】を定める方法を解説します!
夫婦関係は夫の「あり方」で決まる!
夫専門夫婦関係改善コンサルの活動をしている私の元にご相談に来てくださるクライアント様は、
夫婦関係の改善をさせるためには、まず自分が変わらなければならないことを十分理解しています。
しかし、どのように変わるべきかという事が分からず悩んでいるのです。
そして多くの場合、最初に考えがちなのは「何をするか」ということです。
例えば:
- もっと家事をすべきか
- 楽しい会話をするために質問力を上げるべきか
- 笑顔で挨拶をすべきか
しかし、これらの行動面(Doing)に注目する前に、
まず考えるべきなのは「どうありたいか」という存在の仕方(Being)です。
つまり、
夫としてのあり方
をしっかりと定めることが重要なのです。
BeingとDoing
単に行動を変えようとしても、根本的な考え方や価値観が変わっていなければ、その効果は限定的です。
例えば、先ほど挙げた
- もっと家事をする
- 楽しい会話をするために質問力を上げる
- 笑顔で挨拶をする
という行動も
- 自分が怒られないようにしたい
- 自分が妻から認められたい
- 妻を理解しようという気持ちがないまま、とりあえず話を聞く
そんなマインドで、実践しても本当の意味の夫婦関係の改善にはつながらないのです。
なぜなら、基本的には全部
【自分】に矢印が向いている
考え方になっているからです。
これらの状態で行動を変えても、
妻には「結局は自分のためにやっている」という事がバレて
逆に関係を悪化させてしまうことすらあるのです。
大切なのは、
夫として、父親として、一人の男性としてどうありたいのか
を明確にすることです。
この「あり方」が定まれば、おのずと適切な行動が導き出されるのです。
あり方を定める方法
では、具体的にどうやって自分のあり方を定めればいいのでしょうか。
一つの有効な方法は、
「何をするか」ではなく「何をしないか」を決める
ことです。
私の事例をお話します。
夫婦関係が悪化していた時期、私は関係悪化の原因は妻にあると考えていました。
もちろん、私も直すべきところがたくさんあるのは分かっていました。
しかしそれはお互い様。夫婦は歩み寄るべきだと考えていたのです。
しかし、妻は私にだけ変化を求めてきて、自分は全く歩み寄ろうとしない。
それどころか、きつい言葉はどんどんエスカレートしていく。
そんな妻の態度が問題だと思っていたのです。
しかし、私が関係改善を決意した時、最初に決めたのは
これから先、どんなに妻にムカついたり、怒りの感情が芽生えたとしても
「妻のせいにしない」
ということでした。
自分の感情や反応を生みだしているのも、それをコントロールするのも自分自身だと理解したのです。
この「妻のせいにしない」という決断が、私の新しいあり方の基礎となりました。
全てを自責の姿勢で捉えようと決めたのです。
「妻のせいにしない」という姿勢は、単なる行動指針以上の意味を持ちます。それは:
- 自分の感情や反応に責任を持つ
- 自分の視点の偏りに気づく
- 相手の立場に立って考える力を養う
といった、
深い自己洞察・自己理解・自己成長
につながります。
もちろん、DVやモラハラなどの深刻な問題がある場合は別です。
しかし、通常の夫婦関係においては、この自責志向が関係改善の大きな鍵となります。
具体的な実践方法と効果
「何をしないか」を決めることで、あり方を定める具体的な手順は以下の通りです:
- 自分の現在の行動パターンを観察する
- その中で、関係改善の妨げになっているものを特定する
- それらの行動を「しない」と決める
- その決断を日々意識し、実践する
例えば:
- 妻の言動を批判しない
- 自分の正当性を主張しない
- 過去の出来事を蒸し返さない
これらを実践することで、徐々に新しいあり方が形成されていきます。
そして、このあり方に基づいた適切な行動が自然と生まれてくるのです。
もちろん、私自身もまだまだ決して完璧ではありません(-_-;)
しかし、「何をしないか」を意識することで、12年目を迎えた現在は幸せな夫婦関係を取り戻すことができました。
まとめ:あり方から始める夫婦関係の改善
夫婦関係の改善を目指す上で、最も重要なのは
夫のあり方
です。
単に「何をするか」ではなく、「どうありたいか」を明確にすることが、
持続的な変化への第一歩となります。
そのためには、
「何をしないか」
を決めることが効果的です。
このことでが自分の根本的な姿勢や価値観を見直すきっかけとなり、
新しい自分のあり方
を形成することができます。
もちろん、この過程は簡単ではありません。
時には挫折を感じることもあるでしょう。
しかし、あり方を変えることで、長期的かつ本質的な関係改善が可能になるのです!
夫婦関係の改善は、単に夫婦の幸せだけでなく、
子供たちの幸せ
にもつながります!
あなたの
夫としてのあり方
が、子供にとっての
父としての在り方・男としてのあり方
として子供に伝わります。
そして子供が自分の家族形成をするときの価値観として
世代を超えて引き継がれていくのです!
今日から、あなたも新しいあり方を探してみませんか?
きっと、素晴らしい夫婦関係への道が開けるはずです!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!