夫は2歳児と一緒!? ‐歯磨きから学ぶ夫婦改善の極意‐
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
奥さんのキツイ言葉や理不尽な態度に、つい言い返してしまって喧嘩になってしまう。
それを繰り返してきて、どんどん夫婦仲が悪化していく。
そんなお悩みはありませんか?
先日、2歳の次男との間にとても嬉しい出来事がありました!
次男とのその出来事を通じて、
夫婦仲を悪化させてしまう夫は2歳児と一緒
という学びを得たので、今日はそれをシェアしたいと思います!
2歳児との格闘:歯磨きタイムの奮闘
このブログを読んでいただいている方は、子育て真っただ中の方が多いと思います。
日々の奮闘お疲れさまです!
特に幼児の歯磨きは大変な作業ですよね。
我が家の2歳の次男も、歯磨きが大の苦手で、歯ブラシを見ただけで大騒ぎになってしまいます。
暴れて嫌がる次男を抑えるため、次男の腕を足で軽く抑え、顔を私の膝の間に収めるという体制をとります。
強く押さえつけるわけではありませんが、暴れても手が逃げないよう工夫しています。
それでも次男は激しく抵抗し、大声で泣き叫びます。
泣き叫んで口が開いた瞬間に逃さず、すかさず歯ブラシを入れて磨くのですが、まさにカオスな光景です。
もう汗だくになりながら、毎日次男と格闘していたのです。
ところが昨日、驚くべきことが起こりました!
次男が全く暴れることなく、「あー」とスムーズに口を開けてくれたのです。
なので、いつもの羽交い絞めのような体制もとらずに、普通に磨かせてくれたのです。
次男の大きな成長を感じたとともに、次男と私との間に
信頼関係が生まれたことを感じて
心から嬉しく思いました。
子どもの歯磨きと夫婦関係:意外な共通点
この経験を通じて、夫婦関係との興味深い類似点に気づきました。
長男の誕生後、私たちの夫婦関係はどんどん悪化をしていきました。
当時の私は、妻の言動や要求を理不尽だと感じ、必死に抵抗していました。
妻の言葉や態度が厳しくなればなるほど、私は自己防衛のために反発し、結果として喧嘩が絶えませんでした。
何か言われれば、すぐに言い返す。
妻の言葉は全て自分を攻めてくる攻撃のように感じて、
全く受け入れられず、必死に暴れていたのです。
その様子はまるで、
歯磨きを嫌がって暴れる2歳児のよう
だったなと思ったのです。
歯磨きという行為は絶対にやったほうが良い、生きていくうえで必要な事ですよね。
虫歯になったら困るのは本人ですし、歯の健康は生きていくうえでもとても大切です。
でも、2歳児にはその必要性はまだ分からないのです。
得体の知れないブラシのついた棒を、口の中に突っ込まれてゴシゴシされる。
2歳児としては、
今目の前に起こっている恐ろしい現実
だけが理解できているので、恐怖を覚えて必死に抵抗するのです。
これって、妻の気持ちが理解できずに反抗してしまう夫(過去の私)と
全く一緒だなと思ったのです。
いま振り返ってみても、当時妻が私に言っていたことは、夫婦や子育ての生活にとって必要な事や大切な事だったと思います。
ただその言い方や、表情や態度が恐ろしくきつかったのです・・・(-_-;)
未熟な夫(私)は
今目の前に起こっている恐ろしい現実(怒っている妻)
だけが理解できているので、恐怖を覚えて必死に抵抗するのです(‘Д’)
女性は一般的に男性よりも広い視野で物事を捉える傾向があります。
原始時代から、女性はムラで子どもを外敵から守るために、広い視野を持つことが求められました。
一方、男性である私は目の前のことに囚われがちで、妻の意図を誤解することも多いのです。
これは、原始時代から男性が狩りをして食べ物を家族に持って帰るために、目の前の獲物に集中することが求められていたからです。
つまり、遺伝子的にも男性は目の前の事にだけ集中してしまう傾向があるので、
目の前の奥さんのキツイ態度に必死に抵抗してしまうのです。
抵抗をやめる勇気:夫婦関係改善への道
ある時、私は妻の言うことに抵抗するのやめようと決心しました。
『攻撃されている。責められている』
と感じるのは、あくまで
私の受け取り方の問題
と認識したのです。
そして反抗してしまうのは自己防衛のため、
つまり私は
自分の事しか考えていなかった
のです。
実は妻のキツイ言い方や理不尽な怒りの奥には
不安・助けてほしい・もっと同じ気持ちで子育てをしたいなどの
本当は理解して分かってほしい弱い感情
があるのでは?と気がついたのです。(妻に教えてもらって気がつきました^_^;)
表面上の妻の恐ろしさに振り回されず、無駄な抵抗をやめ、妻の言葉をよく聞いてみる。
大切なのは、次男が素直に口を開けて歯を磨かせてくれたように、
自分も心を開いて妻の言葉の真意を素直に受け入れる姿勢を持つことでした。
つまり、妻の事を
敵ではなく、味方である
ことを認識して、
妻の事を信頼する
ことが大切だったのです。
成長の過程:衝突を乗り越えて
しかし、このような気づきに至るまでには、衝突の時期が必要だったことも事実です。
2歳の次男が歯磨きに必死に抵抗して、毎回歯磨きの時間がカオスだったように、
私たち夫婦も、お互いに反発し合い、時には激しく対立することもありました。
ですが、そのような時期を乗り越えたからこそ、今の良好な夫婦関係があるのだと感じています。
ですから、現在夫婦関係に悩んでいる方々にお伝えしたいのは、
今の困難は成長のための過程だ
ということです。
もし、今夫婦関係に悩んでいるとしたら、自分を2歳児のようなものだと捉え、
一時的に抵抗をやめて、奥さんの言葉の真意に耳を傾けてみてください。
自分が奥さんに心を開いて受けとめる事ができれば、
信頼
が生まれます。
信頼がベースにあれば、お互いに成長し、理解を深めていく過程を大切にすることで、
より強く、豊かな関係を築くことができるでしょう!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!