妻に寄り添えない!を解決する方法
こんにちは!シン・イクメン育成コーチのひなたです!
日々の生活の中で、夫婦関係を良好に保つことは簡単ではないですよね。
特に子育て中の夫婦にとっては、様々な課題が立ちはだかります。
妻にしっかり寄り添う事が、夫婦円満の近道。
そんなことは、頭ではとっくに分かっていても、なかなか寄り添えない。。。
今回は、シン・イクメン育成コーチである私自身が経験した、
妻に寄り添うことの難しさと、
そこから得た学び
についてお話しします。
目次
理想と現実のギャップ
私は、シン・イクメン育成コーチとして夫専門夫婦関係改善コンサルの活動をしていますが、
自身の家庭生活が完璧か?と言われると、決してそうではありません。
9歳と2歳の子育て真っ最中であり、日々の生活の中でさまざまな課題に直面しています。
プロとしての知識や経験がある一方で、実際の生活では理想通りにいかないことも多々あります。
この葛藤は、多くの人が感じる
「理想と現実のギャップ」
そのものです。
しかし、この私自身の経験こそが、
クライアント様へのより深い理解と共感を生み出す源となっているとも感じています。
子育ての難しさ:9歳の長男と妻の対立
最近、特に難しい状況に直面しました。
9歳の長男が反抗期のような状態になり、妻との関係がぎくしゃくしているのです。
夏休み中は特に顕著で、毎日のように喧嘩が絶えませんでした。
妻は長男の態度に苛立ち、長男も妻に反発する。
この悪循環が続く中で、妻の精神的な疲労も蓄積していきました。
日に日に妻の息子に対する言葉も強くなっていき、長男の反抗もエスカレートしていきました。
そんなある日、妻が長男に対して、
私の価値観からすると「絶対に言ってはいけない」と思う言葉
を発してしまったのです。
否定の応酬:否定すれば否定される
妻の言葉を聞いた私は、思わず注意してしまいました。
「それは言っちゃダメじゃない!?」
「それ、本心で言ってるの?」
と、妻に指摘して問いただしました。
しかし、この一言が新たな問題を引き起こすことになったのです。
妻は私の言葉を、自分への否定として受け取りました。
そして、「またあなたは私を否定するのね」という反応を示したのです。
ここで、私たち夫婦の間に
「否定の応酬」
が始まってしまいました。
私「いやいや、別に君の事は否定していないけど、あの言葉は容認できないよ。」
妻「そうやって自分の正論を押し付けて、全く私の気持ちに寄り添ってくれない。だいたいあなたはいつも・・・」
こんな感じで否定合戦が始まり、妻も私の事を否定してきたのです(-_-;)
私としては、子どもに対する不適切な言動は譲れない一線だと考えていました。
しかし、その思いを伝えようとすればするほど、妻との溝は深まっていくように感じられたのです。
寄り添うことの難しさ:感情の壁
夫婦関係を良くするためには、相手に寄り添い、理解しようと努めることが大切です。
これは私が日頃からクライアントに伝えていることでもあります。
しかし、実際に妻から自分が否定されていると感じる状況や、
妻が、私の価値観ではアウト!な発言をしている中で、
相手に寄り添うことがいかに難しいか
を身をもって体験しました。
頭では「寄り添わなければ」と分かっていても、感情がそれを許さない。
この葛藤は、多くの夫婦が経験するものではないでしょうか。
相手の表面的な言動に反応してしまい、
その奥にある本当の思いや感情に目を向けることができない。
これこそが、夫婦関係改善の大きな壁となっているのです。
気づきと学び:相手の立場に立つということ
この経験を通じて、私は重要な気づきを得ました。
というか、再確認しました。
それは、
表面的な言動だけでなく、その奥にある感情や状況を理解すること
がやっぱり大切なのです。
後になって分かったことですが、妻の強い言葉の裏には、精神的な追い詰められ感がありました。
それは子育ての負担だけでなく、自身のビジネスの行き詰まりなど、
複合的な要因が妻の精神状態に余裕をなくしていました。
では、どうしたら「相手の目線に立つ」ことが出来て、
表面上の言動ではない、妻の本当の心を観る事ができるのでしょうか。
相手の立場に立つとは、単に想像するだけでなく、相手の視点で世界を見るということ。
まるで相手に「憑依」したかのように、相手が見ているものを自分の目で見る。
ベタなドラマのように、男女が入れ替わったかのようにイメージして、相手が今何を見ているのかを感じます。
自分よりも妻の身長が低ければ、その低い目線を想像します。
そして妻が過ごした一日をイメージしてみるのです。
そうすることで、相手の感情や思考が少しずつ理解できていきます。
今、目の前に起こっている問題だけでなく、
妻の人生全体を見渡す
ことの重要性を再認識したのです。
まとめ:継続的な成長と理解の大切さ
この経験から、私は以下のような学びを得ました:
- 妻の表面的な言動だけでなく、その奥にある感情や状況を理解することが大切。
- 相手の立場に立つには、相手の視点で世界を見る想像力が必要。
- 一つの問題の背景には、複合的な要因が絡んでいることが多い。
- 自分の価値観や正義感を押し付けるのではなく、まず相手の気持ちを受け止めることが重要。
- 夫婦関係の改善は一朝一夕にはいかず、継続的な努力と学びが必要。
この経験は、私自身にとっても大きな学びとなりました。
シン・イクメン育成コーチとしてクライアント様にアドバイスする立場にありながら、
自分自身も日々成長し続けなければならないことを強く実感しています。
夫婦関係の改善に完璧な解決策はありません。
しかし、お互いを理解しようと努力し、コミュニケーションを重ねていくことで、
少しずつ関係を良好なものに変えていくことはできるはずです。
私たち夫婦も、この経験を糧にさらなる成長を目指していきます。
そして、この学びを多くの方々と共有し、皆さんの夫婦関係改善にも役立てていただければ幸いです!
今日もあなたの夫婦関係が最高になるように、心から応援しています!